2016年7月19日火曜日

君にあげる歌を考えてるところ

札幌は曇天
雨はいつでも降ってきそう

2016.7.17
朝に借りた車で
フジくんとうずらくんを迎えにいった

夜には帯広RESTでぼくらは歌ってる
広小路で路上することも鮮明に想像できた


札幌から下道で片道4時間弱の帯広

日勝峠の頂上は霧でうまく前が見えない

無事に帯広に到着して
先ずはお世話になるうずらくんの実家へ

インディアンカレーを食べる予定だったぼくらを待っていたのは
うずらくんのおばあちゃんが作ってくれたカレーライスだった

苦笑いのうずらくんだったけども
お腹が空いていたぼくらは
ふじくんとぼくはサラダとカレーライスを頬張った
ジャガイモがゴロゴロのカレーは最高に美味しくてとっても嬉しくて
綺麗に平らげてしまった
ご馳走さまでした

ギターの弦を調達するのにモップトップスという帯広の楽器屋さんへ
2年前シンゴさんといったときに寄った楽器屋さんだ、懐かしい
それぞれギターの弦などを調達しいざ帯広REST

約1年ぶり
去年の8月のことがじわじわと蘇ってくるのをグッと堪え
レストの階段をくだっていく

ガランとした箱を見渡した
決して大箱ではないが隅々を見渡した

去年8月のサンスト企画
あの日ここに息をするのも大変なくらいパンパンだったのは
少し信じられないくらいだった

レストを切り盛りするふたりは
いつも優しく笑って迎えてくれる
いつもちゃんとぼくを覚えてくれてて
ほんとうに嬉しくなった


またひとりできてしまった
でもあの5月のひとりとも違う感じ
ぼくは少しだけ誇らしげにギターの音とうたをリハーサルで確かめた

朝からの移動はあっという間に夜
ぼくはトップバターでそれはもう一瞬でスタートの時間だった
10分押しと伝えられたぼくは
ステージの袖でなにもかも隠しきれない想いだった

フジくんがやってきて
ありがとうっていいながら
こちらこそありがとうと返して
握手をした
ぼくはひとりでTHE安全ピンとしてきたけど
なんだかフジくんとうずらくんと同じ
仲間を通り越しバンドメンバーみたいだなぁってなんだかおもえた

ステージでうずらくんの前説を聴きながら
戻ってきたうずらくんは深々とぼくに頭を下げながら握手した


観ていてくれる人たちの顔をしっかりとみながら
いまぼくが持っているものを全てうたいきった
前回のDUCEでのno rubberの自分のステージを想い出しては殴りつけるように
帯広RESTのno rubberで吐き出した

ぼくはよわい
気合いが空回りしたり
もうほんとにダメだったり
それでもぼくはうたをうたい
目の前のあなたに聴いてもらう
自分に自信を持たなきゃ意味がない
膝から崩れ落ちそうになっても
30分間のステージ上では踏ん張り続けなきゃならない

骨まで愛してるの間奏のMCで
フジくんがすごく笑ってた
サトウナツキちゃんの笑顔がみえた
うずらくんも笑ってた

ちゃんとぼくはぼくのままを
レストでみてくれたひとに
届けられた気がした

きっとどこがで今日のことを想ってくれるひとにも

この日すべてをもっていく
意識と決意と自信で臨んだが
はは、そんなはずはなく
ぼくのあとにでるナツキちゃんに
ドキドキさせられた

ぼくのライブが終わってステージ袖で
ナツキちゃんが

ドキドキしました
あずまさんのおかげで
なんかいいライブができそうです

といってきた
ぼくは恥ずかしくて汗でびしゃびしゃでしかも臭いだろうなぁ恥ずかし〜

という感じだったけど

ありがとう

といって逃げ出した
あの時が一番ドキドキしたけど

彼女のうたはほんとにかっこよくて
別になんでもない関係ないぼくは
いつか遠いところにいってしまいそうだなぁ
なんてわけのわからんことを考えて
あっという間に彼女はステージを去ってしまった

終わったあとに
ドキドキしました
と伝えて
自分はなんて滑稽なんだろう、、、
と落ち込んだわ

スリーマンで行われた
no rubberははやくもトリのfavorites

彼らふたりがステージに行く前に
もう一度握手をして見送った

悔しくなるのであんまり書かないけども一言で書くならば
最高のfavorite songだなぁ

ナオさんにもらった缶コーヒーを飲んでいたけども缶ビールが飲みたくて仕方なかった

ありがとう
favoritesとここに来れて本当によかったって
ぼくは本当に心の底からそう思う夜だった

またいつか
ぼくらはそれぞれの大事なものを背負い込み形を変えながら
この場所に戻ってくるだろう


ライブが終わって
予定通り広小路で路上
缶ビールをたくさん買ってきたフジくん
疲れもあってかぼくは頂いた地ビールと500缶2本ほどのんだところでベロベロ
フジくんもご機嫌で
うずらくんはそんな僕らをみながらため息

ダメで元々だがこんな先輩でごめんね

3人で好き放題やらしてもらって
帰りはタクシーでうずらくんの実家に帰宅
あしたインディアンカレーを食べて札幌に帰ろうか
といってぐっすり眠った

起きると大量のおにぎりを作ってくれていたうずらくんのお母さんとおばあちゃんが本当に最高でした
お家で食べるごはんは本当にいちばん

ありがとう帯広
2016.7.17

1.メンフィス通り
2.中古のレコード
3.夕暮れとはみだしもの
4.永遠、ぼく
5.ひとりぼっちの夜
6.骨まで愛してる

「no rubber」
@帯広REST