みんなそうだ普通に普通すぎて
なんかこわくなるよな
目覚ましが鳴る前には起きる
休みの日でもバイトにいかなきゃ
と思って起きる焦る冷静になる
ライブでギターが鳴らなくなる
夢をみるあの娘が僕を嫌いになったり
誰かにひどく馬鹿にされる夢をみる
金はいつもギリギリ
硬いベッドの方が
安心できる僕がいる
ぬくい部屋の温度と
柔らかすぎるベッドは
不安定すぎるし
愛していることすらこわくなる
メディアは面白いように
意味のわからない方に
転がっていくし
タイムラインからも
やっぱり這い上がれないし
街を歩けばもちろん
僕のことを誰も知らないし
何がおかしいのか
笑いながら歩く人々を
イライラしてるリーマンを
横目にみながら歩く
気付けば一生懸命この街の
ダサいところとか
気にくわないところを
探しながら歩いている僕の
向かえから車椅子の人が
一生懸命車輪を転がしながら
通り過ぎるのをみて絶望しては
また同じように地下街を歩く
安心しちゃう
不完全なものの中に
置き去りにされた自分に
安心している僕がいる
最低を感じる
この街が垢抜けないのは
実は僕なんかのせいじゃないのか
2月が長い
死ねるほど長い
春みたいに暖かくなったり
急に最低な冷たさになったり
22歳の2月が永遠の様に佇む
誰にも相談できないしない
Twitterには弱音は吐きたくない
Instagramは時代に寄せてく
だからってここに書いたら同じよ
同じよ同じじゃないのよあなた
雪が静かに溶けるように
誰かのため息と舌打ちが
優しく消えますように
こんなにも愛されてることが
怖くて不安だなんて
一体なぜ誰も教えては
くれなかったのでしょうか
永遠の2月を駆け抜けるか
2017.4.22
あずまりゅーた企画
161倉庫にて開催決定
詳細解禁は
2017.3.5 正午を予定
誰も本当のことなんて知らないし
知らなくていいことってある
ともさんからのLINEには
触るんだよ(心を)
と書いていたっけ
手癖が悪い僕は
いつも君の胸に
手を当てている
明日こそ優しくなれますように
おやすみなさい
追記
僕は我慢する
勝手に我慢する
なるべく我慢する
強がっていたいの男の子なんて
でもあなたはいいの
ここぞって時に
弱音吐いてべそかいていいの
人間なんだから
SNSに弱音吐くななんて
別に誰もいってない
なんとなく暗黙の流れがこわい
この人に言えると思ったら
その人に言えばいい
その人の弱音も
受け止めてあげればいい
いいかい、無理しなさんな
なにも全て隠し通すことはない
潰れてしまったら何もかもおしまい