2020年3月9日月曜日

この旅を終えたら2

遠征5日目 広島銀山ベース

そうだ、この前日のディプロマサーキット終わり
途方に暮れた大阪の街中で僕のiPhoneの画面は息を絶えてしまった
落として壊れてしまったのだ
どこに行くにも誰に連絡するのももちろん携帯を使っていた
どこにいるのかどこへ向かうかも分からなくなり
酔った身体をなんとか叩き起こして心斎橋へ向かった
ブロンズにいこう、誰かいるかもしれない
時刻は23時くらいだったろうか
駅員さんやコンビニの店員に尋ねながらなんとか心斎橋BRONZE
灯がついてるものすごく安心した
バイバイした筈のしょーたさん つっちーさん りんちゃんが迎えてくれた
「携帯壊れました」と言ってそこからしょーたさんが色々連絡してくれた
ともかく明日の朝には大阪を出て広島に行かなければならない
ハジメさんの電話番と 何かあったときのため
しょーたさんと札幌のけーさんの電話番号をメモした
さすがにちょっぴりしょーたさんに怒られた笑
25歳、そりゃもっとちゃんとしなければいけない、とほほ
広島までの経路も調べてくれてその夜は近くの24時間サウナ&カプセルホテル
サウナにもシャワーにも浴びず3時間パックは一瞬で睡眠に奪われた
眠気まなこで宿をチェックアウトしてまた駅員さんに尋ねまくってJR新大阪へ
広島までの所用時間も最安料金の乗り物もなにもかも不明
とりあえずこれから広島へ向かう事を伝える為に公衆電話
はじめて公衆電話を血眼で探したかもしれない
10円わずか数分 繋がらない 10円か100円しか使えない公衆電話
100円入れてもお釣りはでない 10円ない 100円投入 ハジメさん 電話に出ず
電話できず公衆電話に100円吸い込まれていった

駅の受付のお姉さんに尋ねてもあまりピンと来る情報は得られず
とりあえず高速バスが安いだろうと高速バス乗り場へ
若干呆れられながらチケット売りの駅員さん
確か4千円くらいで広島行きの高速バスに乗り込んだ気がする
結構かかったと思う10時過ぎの便で15時とかだったかな?

車中は時間を潰せるものも特になく
ぼーっとバスの外を眺めていた
なぜかとても寒い日で雪が降っていた
最初は大粒の雨かとおもったが紛れもなく雪だった

西日本で雪をみるとはおもわなかった

心ここにあらずのまま広島到着
公衆電話で速攻ハジメさんに連絡
やっと電話が繋がった時の安心感は半端なかった
とりあえず移動せずそこにいてくれ、迎えにいく
との事だったのでしばらくバスセンターで待った

見知らぬ土地 現代社会に携帯無くして放り出された人間
ハジメさんと出逢えた時の感動は電話越しの安堵を遥かに超えた

とりあえず携帯を修理してもらおうと提案してくれて
幸いにも会場近くにiPhoneの修理屋さんがあるのを確認して一緒に向かってくれた
液晶交換 1万円 背に腹は変えられない 即答でお願いした
時間が少しかかるということだったので会場に向かうことにした
銀山ベース着 とてもお洒落なカフェだった

安心したらとてもお腹が空いてしまった
銀山ベースは食事もできたので食事を済ませることにした

カツカレーとカツサンドを食べた 泣きそうになりながら一気にたいらげた

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