2016年2月24日水曜日

しっかり時が流れていた

確実に先へ。
時計は回ってる。

あの時の悔しさも涙も
声も全てに
時は流れてる。

どうしようもなく
ふらふら歩いて
歩いて歩いても出口はなかった。

僕がしてきたことに
時はまた流れても
水に流れることはない。

時はただただ
そのものの形を変えながら
スピードはそれぞれ違う
けれども確実に進んでいく


分かっているのは
ぼくの罪は消せない。

死ぬまでずっと消えない。

誰にもいえない。

ぼくにしか知らない。

それでも歌うことをやめない
ぼくはどうしようもないって
自分で心の底から思う。

もう此処にはいれないってのも
おもってる。

なるべく誰も傷つけないようにしてたんだ。

でも最後の最後につけたものの
重みが。
関係はないのかなぁ。

2月は短い。
1月は長かった。

ぼくはまた笑って話せるだろうか。

まったくこんなことになるなんて。

時は流れ人は変わる。
しかも圧倒的に
だれもなにも悟れはしない。

分かってるフリはどうしようもない。
分からないことは当たり前なのね。

ありがとう。
たくさんのことを教えてくれて。

改めて
ぼくがどれほど惨めか思い知った。

よくある話で笑われるだろ。
きっとだれも見てないだろう。

しっかりと地に足をつけなきゃ
いつか簡単に倒れてしまう。

今はまだ尚強く。
ぼくの足てたって歌わなきゃ。

周りのだれかは勝手にいろんな事をいう。
ただ今はただ。

許してくれ何て言わないから

たまには思い出させて。

いつもへらへらしてる訳じゃない。

ああ、2月の風は冷たい。

あっという間に
過ぎ去っていった。


ぼくが歌う理由は君ではない。
そこは全く関係ない。

鳴らした夜を拾い集めては
歌わなければ。

同じ気持ちのだれかに届けば。
いつかの闇を抜け出して。

ぼくらはそんなに強くないや。

2016年2月14日日曜日

中古のレコード

フレッシュエアーを
駆け抜けた冬の朝

怪獣が笑う
爆音のステレオで

面白いことがないから
ひとりで笑う

誰かが売った
中古のレコード

バームクーヘンみたい


夜中に鳴らすぜ
爆音であのバンドの曲
フレッシュエアーを
突き抜けてぼくは唄うよ

楽しいことがないから
ひとりで踊る

誰かが売った
中古のレコード

バームクーヘンみたい

2016年2月11日木曜日

22時を回れば。

ねぇセバス。

あれを見て。

君は唐突に投げかける。

疑問を飛ばせば返ってくるのものがあるってあなたは思い込んでたのかも。

明日札幌LOGでひとりでうたう。
2曲だけ唄う。

別に誰かの為じゃないけど
君が君のためになれば
ぼくはやるだけである。

いつでも自分勝手なぼくら。

ロケットが1本。
次はひがしのほうへ。

夜が待ちきれない子供たちが
待ちきれずに眠ってしまった。


約7655日と30日余り。

空白だらけなの物事を
君は好まない。


そうだ、今夜はキミの家に。

なんて言えない。
気の利いたセリフも。
手を握ってやることも。
頭を撫でてやることも。


自分の気持ちさえもうまく言えない。

君の思ってることもどうりで
察しがつかないわけ。


このまま
また時間だけが過ぎて
そしたらまた
引っ張り出した思い出の
埃を払って心の奥にしまう。





いまなにを思ってどこにいるのかなんて
ぼくには到底わからない。

もしきみの頭の片隅にぼくが映り込んだら。
すぐにすぐに
きみの持ってるその
最新型の携帯電話なんだから
ぼくの電話番号が移り込めばいいのに。


あっという間に1時間。
神様ここらへんで少しだけ
時の流れをおそくしてくれんかな。


伸ばせとは言わないし巻き戻せなんても言わない。

この1時間だけ伸ばしてほしい。



あなたの声だんだん
遠くなる
そのうち
何もかも忘れて
溶けていってしまう

苦しいのはぼくだけではない。


冬はそういうもんなのよ。

心の奥の方まで
凍りつかせてしまうのね。

春が待ち遠しい。

2016年2月5日金曜日

昼は夜にしてならず

大丈夫。

大丈夫だよな?

ぼくたちが笑っていたあの日のこと
ちゃんと覚えてるもんな。

ねぇ、いつかぼくが
本当の意味の優しさを知れたら

いつか君が本当の恋をできたら

2月5日
朝から夕方までの1日。

札幌は晴れ。
死ねるならこんな日に
死にたいとは思ってるさ。

過去と未来。現在。

ぼくの泥々の優しさよ。
消えてしまえ。

ありがとう、あの日の口づけ。

今夜狸小路2丁目
21:00から唄います。

ハーモニカを吹きながら。

2016年2月1日月曜日

あたりまえだけど

ひとり街を歩けば
部屋にひとりでいるよりも
ひとりを感じることがある。

時にその感情を感じながら
街を歩くということは
悲しくなんかないし
切なくなんかないし
しゃんとした気持ちになる。

と同時に

それはとても幸せでもあるな

なんて思いながら

行き交う人々をすり抜けていく。

時にそれを感じられないほうが
本当はこわいことかもしれない。

メンフィス通りには雨が降る。
ぼくの孤独を取っ払っていく。

神戸のホテルから
ぼくの弱さがばれた。
君にあげる歌を
考えているところ。


ぼくの向かいから
歩いてくる多くの
独りの人たち。
その中で一体どのくらいの人が
独りを感じていたのだろう。
感じられなくなったら
さみしいなってぼくはおもった。


ビールが飲みたくなったので
大通りと札幌駅を繋ぐ
地下歩行空間のセイコーマートで
ビールを買った。
ぼくはひとりベンチに腰を下ろし
プルタブを思い切りひっぱってやった。

そうしてそのまま昨日書いた日記を
ポツポツと打ち込んでいた。


ビールが空になるくらいで
独りぼっちからメッセージ。

昨日は一段と
1月を感じさせる
凍りついた夜だった。


ぼくたちは笑った。
遠くの方に向かって笑ってた。
笑ってやった。


知らない奴らが僕らを見張ってる。
ぼくは気にしない素振りで君の
手を握る。
誰かがアタシを笑ったと君は言う。
そんなことはどうでもいいのよ
と月は笑った。