2016年10月31日月曜日

眠れないヨル 君はナニを想ふ

圧倒的に絶望的に
毎日が毎日続いていく


例えば
死んでしまうことを考えたら
やっぱり悲しいな恐いな
そんな当たり前のことしか考えらない
僕のちっぽけな脳みそじゃ


外は10月が終わろうとしてる
もうすっかり冬みたいな顔して
窓の向こうは少し淋しそう


おおきいストーブはまだつけない
小さい電気ストーブで我慢してる

それでも足と手は冷える
大体6畳のワンルームで
毛布に包まってテレビを見てる


気がつけばちゃんと日だけ過ぎてた


無力という言葉が
ぼくにはお似合いで
開き直って誇らしくなった
けれども
ちゃんと涙もでそうだった



君と僕の部屋は
どんどん見えなくなっちゃって
ぼくが
おはよう
とか
おやすみ
っていってやれば
すぐにドアノブを掴めるのだ

だけどもね
なんだかそんなことさえも
恥ずかしくて情けなくて

やっぱり今夜も
君と僕の部屋のドアは
どんどん遠ざかるんだ



なんとなくわかってる
鍵を空けれることは
もうないんだろうなって


今日はね
筋トレをがんばったんだよ

ひとり寒い部屋では
筋トレをするのがいいって
そんなことがわかったんだ


でもあつくなってきたからといって
Tシャツを脱いでいるとね
すぐに身体が冷えてしまうことも
同時にわかったんだよ
気をつけるんだよ


ハイボールを一本だけ飲んだりして
テレビをつけたり消したりして
音楽をきいたりして
うたをうたったりして
髭を剃ってみたりしたんだ


誰にも
誰ひとりにも連絡なんてしないで
というか出来ずに
誰とも喋ることもなく
1日が幕を閉じようとしてる



朝起きたら
目覚ましと一緒に
発狂したくなるんだ


ねぇ、だいじょうぶ
ぼくがいるから
どうしようもない
ぼくがいるからね

安心して眠りなさい

僕らは立派になんてなれやしない


おやすみなさい
あしたには笑えるように

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