目が覚めた時には自分の顔が浮腫んでいるのがわかった。
幸運にもバイトが休みだったのでもう一度目を瞑った。
昨日は歯磨きをしないで寝てしまった事をなんとなく思い出しながら煙草を吸った。
今朝はとびきり冷え込んでいて布団からでるのはかなり億劫だった。
やらなきゃいけない事はぼんやりあったが外出の予定はなかった。
何日か溜め込んだ洋服達を洗濯機に放り込んで スタートボタン を押した。
洗濯機が終わるのを待つ間にちょうどよかったので風呂にお湯を溜めた。
もしも水道代が今よりも値上がりしたらきっとお湯に浸かることも減るな
などと大して日々で湯に浸かる事もないくせ、また水道料金が上がる事も、
曖昧なくせに、そんな事を考えながらお湯が溜まるのを待った。
風呂に入りながら音楽を聴くのが好きなのでBluetoothスピーカーと
なかなか読む機会がなかった音楽雑誌も一緒に仲良く風呂にはいった。
久しぶりの湯船は気持ちが良かった。汗がじんわりとにじみ出てきて
今朝の浮腫みも落ちていく感じがした。
BGMをRADWIMPSに替えて、RADWIMPS 野田洋次郎のインタビューを読んだ。
汗もいい頃合いに吹き出してきた頃、持ち寄ったそれらを外にだし
シャワーで2日分程の匂い等を洗い流した。
風呂から出て、しばらくぼーっとすると洗濯が終わる合図が鳴った。
前者の洗濯物を取り込み、新しい洗濯物を干していった。
ふとライドンに譲ってもらったメルクのダッフルコートを
一度もクリーニングに出してない事を思い出して
本望ではないが自宅の洗濯機でコートを洗った。
乾かす際も特に問題はなさそうだったのでこの冬は大丈夫だろう。
所で話は地球半周以上の距離感で飛んでしまうが、
シンゴさんがひとりになるのを知ったのは居酒屋での事だった。
3年か4年ぐらい前にトモヤさんとシンゴさんとアニーさんと飲んだ居酒屋。
10月が終わる頃だった。二人きりで瓶ビールをグラスに注ぎ、久々の再会に乾杯。
瓶ビールは2.3本目に差し掛かる頃だっただろうか。
他愛のない話をいくつかしていつも通り笑っていたら彼は
「りゅーはどうすんの?唄いたいの?」と問い出してきた。
「自分の唄を自分で唄いたいって思っちゃいました」と僕。
「そっか!いいね、最高だよ。俺さ、ボイガル、ひとりになるんだ」
僕は冗談も大概にしてくれなんて思ってしたったが
彼はニヤリとしながらも目は真剣に僕の目を見て言った。
僕は何となく酔いが覚めた気がした。いきなりのことすぎて。
何度か僕は彼に 本当ですか? と聞いた気がする。
笑いながら彼は「うん、やばいよねぇ、9割型決まってんだ」
的な事を言っていた。僕は気の利いた事を言えず、
咄嗟に「これから何でもできるって事ですよね」なんて
意味のわからない一言を発してしまった。
シンゴさんは「うーん、どうなんだろうね」と最初は怪訝な顔をしてたが
「まぁ、そうだな、そういう事かもね」的な事を言いながらグラスビールを飲んだ。
なんとなく、何かが晴れた様な顔になったと僕は感じた。
僕は誰にも言えない気持ちを南北線と一緒に乗車して帰った。
トモヤさんやケントさん、カイトさんのこれからの幸福を。
THE BOYS&GIRLSの益々の活躍を願っています。
2018年12月6日木曜日
2018年12月2日日曜日
もっと、こう、なんかさ
もっと最低なヤツを僕にくれないかな。
鳴咽が止まらない様な最低な気分のヤツで。
なんかもっとこうあるだろう。
とびきり不細工な愛みたいな奴さ。
もう綺麗な奴はいいんだって。ハッピーエンドは人それぞれだって。
肺がおかしくなったんじゃないか?ハイでいようなんてさ。
もっと、こうさ。どん底に突き落としてくれよ。いろんな意味で。
p.s そんな僕を殺してくれないか、その尖った幸福で
鳴咽が止まらない様な最低な気分のヤツで。
なんかもっとこうあるだろう。
とびきり不細工な愛みたいな奴さ。
もう綺麗な奴はいいんだって。ハッピーエンドは人それぞれだって。
肺がおかしくなったんじゃないか?ハイでいようなんてさ。
もっと、こうさ。どん底に突き落としてくれよ。いろんな意味で。
p.s そんな僕を殺してくれないか、その尖った幸福で
2018年10月23日火曜日
今でも覚えてるぜ
布団に倒れ込んだのはもうAM4:00になっていただろうか。
驚くことに起きたのは朝8:00頃、寝起きは割とよかった。
何か夢を見ていた気がするがどんなものだったかは覚えていない。
手に届く所に置いてあったポカリでもないアクエリアスでもないスポーツドリンクで一気に喉を潤した。スポーツドリンクにも違いはあるよなと思った。
昨晩の事をまだ鮮明に覚えているうちに書き記そうと思って今。また布団に潜り込んでこれを打っている。無論、愛のあるphonから。
僕は久しぶりに食事の約束をしていた。
昨日の待ち合わせ予定時刻は彼が東京から帰ってくるのが夕方になるという事だったので17:30を予定した。本当はもう少し早めに家を出たかった。
というのもガスが止まっていてシャワーを浴びられなかったのだ。急いで料金を支払い、ガス会社に連絡。なんとかガスが開通して急いでシャワーで昨日までの匂いを洗い流した。17:00には大通りに着けるな、と確信したところで彼にやっぱり17:00に大通りでと連絡をした。彼は柔軟に対応してくれた。
17:00を数分過ぎたあたりで古びた中華料理屋で待ち合わせをした。僕は地下鉄に飛び乗り、さよならポエジーの遅くなる帰還をイヤフォンから迷惑のかからない程度の大きめな音量で聴きながら向かった。
予定通り17:00に大通り駅、歩いて布袋に向かった。市電通りには見慣れないコンビニが二つ真新しく建っていて懐かしさを感じながら歩いてた。彼に「月がやばいですよ」と送ると「きもい」と返信された。
僕は新しく購入した靴の履き心地を再確認しながらセイコーマートにはいると彼はそこで待っていた。
「すいません」「おつかれ、大丈夫」
「タバコ、買っていいですか?」「もちろん、いいよ」
僕はハイライトメンソールを一つ購入してコンビニを後にした。目的の布袋はすぐ隣にあった。「よし、いくか〜」と彼は言った。
最後に開けたのはもういつかわからない布袋の扉を開けるとモワッとした油くさい空気が僕らを包んだ。
「久しぶりだな〜」「ぼくもひさしぶりです、いいっすねやっぱ」
「B定?」「はい、B定で」「ごはんは普通?」「普通で」
「すいません、B定ふたつ!」彼は紙ナプキンで手を拭いた。
「りゅー、なんか飲む?ここはやめとく?」
「んー、そうですね、ここは」と僕は言った。
昨日も朝になるまで飲んでいたのでお酒はもうあまり見たくもなかった。
「あ、瓶ありますね」
メニュー表の瓶ビールの写真を見た瞬間、若干テンションがあがってしまい咄嗟に声にした僕。「お、いいね、中瓶。どれ?」「あー、そうっすねぇ。あっ!富良野ビンテージ」「おっ 富良野ビンテージあんじゃん、これにするか」と嬉しそうに彼がいった。「すいません、中瓶、富良野ビンテージひとつ、グラスふたつで」間も無くしてテーブルにはグラスふたつと富良野ビンテージの中瓶が一本。お互いにお互いのグラスへビールを注いだ。「おつかれ、乾杯」鈍くグラスがぶつかる音がした。「うひゃー、うめぇー」と彼、僕もそれに同意しながらグラスを口に運んだ。美味い。不思議だな、今朝はもう酒なんか二度と飲まないと誓っても日が暮れる頃にはこうしてまたビールを飲んでいるのだから。人という生き物は愚か者だ。「はーい、お待たせしました。B定食ふたつです」お待ちかねのB定が到着。僕らはお洒落なカフェでインスタ映えを気にする昼時のOLの様に携帯のカメラ機能をB定に向けて写真を撮った。「いただきまーす」と割り箸を割ってザンギに手をつける。「うんめー!」揚げたてのザンギなので当然熱かったのだろう。口をはふはふとさせながら彼は言った。「うまいっすねぇ」あつあつだった。僕は少し口の中を火傷した事に気がついたのは朝になって確信になっていた。「うまい、最高」「うん、うまいっすねぇ」彼は食事中、何度も何度も美味いを口にしながら美味しそうにB定を平らげた。こんなに美味いを連発する人は久しぶりだったので僕も嬉しくなった。宮川大輔バリだなと思った。彼が美味いというたびに僕もうまいで相槌をうった。あっという間にB定は僕らの胃の中に収まり残りのビールを流し込み彼はいつも通り爪楊枝で一服した。僕も爪楊枝をもらい、煙草を一本吸った。至福だった。この感覚、本当に久しぶりだった。思えばはじめて二人で布袋にきたのは恐らく2015年とか2014年とか。意外と時は立ってるようなないような。とにかくそんなことを思い出しながらいた。「お会計で」と彼は言いながら席を立ち、財布を出そうとする僕にいつも通り「りゅー、いいよ、ここだけな」と言って会計を済ませた。「次の店から割り勘な」と彼は笑いながら言って僕は「はい、ご馳走さまでした」と言って二人で店をでた。10月の外の空気は新鮮味があって、空を見上げると月が一層輝いていた。「えっ 月、やばいじゃん」と彼は言った。
2018年10月8日月曜日
2018年10月18日
札幌LOGで唄います。
時間が当初の予定より30分早まりました。
twitterの情報は明日、更新しなおします。
こちらが正しい表記です。すいません。
いつかまた会えたら
あの日の約束を果たしたい。
今日からまた嘘つきとひとりぼっち。
君が読んでくれるなら僕とふたりぼっち。
おやすみ、なんとも言えない世界。
もし心配してくれていた方がいたらすいません。
またいつかのあの日の様に
いつでもここに会いにきてください。
僕は元気です。
2018年10月18日(木)
奥山京マンスリーレイトショー
「第10夜特別編〜中古のレコードと友達の唄〜」
@札幌LOG
Open20:00 Start20:30
入場料 2000円(1D付)(学生500円割引)
出演
奥山漂流歌劇団
あずまりゅーた
※本公演の上演時間は1時間40分予定
時間が当初の予定より30分早まりました。
twitterの情報は明日、更新しなおします。
こちらが正しい表記です。すいません。
いつかまた会えたら
あの日の約束を果たしたい。
今日からまた嘘つきとひとりぼっち。
君が読んでくれるなら僕とふたりぼっち。
おやすみ、なんとも言えない世界。
もし心配してくれていた方がいたらすいません。
またいつかのあの日の様に
いつでもここに会いにきてください。
僕は元気です。
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