中学生の青春(青春とは何か分からないが)と合唱がテーマの映画で
たまたまAmazonであったのと以前、僕のライブに来てくれたお客さんが
見て欲しいと言ってくれていたので鑑賞した
僕はなぜ今でも歌うのだろうか
思えば過去に二度、僕は音楽から逃げたことがあった
後悔というには情けないし今更だろう
何度でも言うが僕は中学と高校の途中まで合唱部だった
3年生の時には部長を任されたが頼りはなかった
今更だが思い返してみてもああしてればこうしてればが
だらだらと脳裏に浮かぶ
最後のNHKコンクールでは地区大会金賞
駒を進めた全道大会ではインフルエンザの流行により出場辞退
秋の全日本合唱コンクールでは全道二位(確か)
僕は合唱部で音楽の歓びや楽しさ、厳しさ、悔しさを知った
なぜここまで合唱に固執したのかは分からない
ただ僕ができた事とやりたい事はそれくらいだった
楽譜も読めない知識もない僕がなぜ部長だったのかも分からない
高校は合唱しか取り柄のない僕に顧問の先生が
合唱部のあるランクの低い高校の推薦してくれた
高二の時に副部長になったがその夏に退部した
裏切ったし逃げ出した
そして僕はバンドを本格的に始めた
それでも音楽なのはなぜなのだろう
そして中学時代はあんなに純粋に楽しんでた歌を
現在での自分の音楽生に少し息苦しくなるのはなんでだろう
全てはやはり分からない
ただあのコンクールの悔しさと部活から逃げた
あの夏を引きずっているのかもしれない
そして音楽とは何か探している
理論や知識を知る事の楽しさを知ったのは
ここ最近の出来事だ
その探究心と応用力は当時の僕にはなかった
歌う事の気持ちよさと心地よさだけでどこまでも行けた
まだ僕は歌うだろう、探し続けるだろう
自らの音楽を、自分とはなんなのかを
音が目に見えるような
アイスクリームのように甘くて
氷のように冷たくて
いつかの空のように切なくて
月のように明るくて
朝が来るまでは暗いままのような
そんな歌を誰かに届けたい
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