口ずさむ歌はいつだってぼくたちの歌。
雨に打たれて笑ってる。
歌ってる。酔っ払ってる。
抱き合ってる。
京都西院GATTACAありがとう。
忘れられない夜がまたひとつふたつ。
トミーさんありがとう。
THE安全ピンをあなたのはじめて1から組んだブッキングイベントのトップバッターにしてもらえて光栄です。
やばいブッカーだな。GATTACAの富松。
2015年9月に入る前の8月に
tabibitoキッチンでシンゴさんと話してた。
俺たちは9月12日にながれものたちの夜に出演することが決まっていて
その後に同じ9月の頭
GATTACAの青春応歌vol.1に誘われていた。
12日に京都ウーララが決まっていることによりそのイベントは断っていた。
その後にボイガルが同じ青春応歌vol.1に出ることを知ってて
シンゴさんに
京都GATTACAでやるんですね、俺たちは翌週にウーララです。
俺らも誘われてたんだけどね。
って言ったら
間に合うよ。出ろ。一緒に出るぞ、まだ間に合うってば。
なんて言ってたことを思い出す。
出れなかったけど
その後
昨夜に俺たちは3回目の青春応歌に出た。
そのことを話したら
そっか、あいつ2回目も3回目も決めたんだなって
言ってた。
色んなことを思いながらだった。
トミーさんは当日
ずっとなんともいえない顔だった気がする。
わからないけど
そんな感じだった。
まくらが出番10分前に。
ガタガタのGATTACAでのライブははじまった。
もうどうしようもなく
めちゃくちゃにやった。
一瞬で砕け散った。
あの子が前に前に来るのがわかった。
歌声は届いたのだろうか。
京都はいつも
ぼくをおかしくさせる。
ぐちゃぐちゃにする。
京都のせいとかじゃなく
そうなっちゃう自分がいる。
なんなのかはよくわからない。
ダメだってこともわかってるが
この気持ちだけはどうしようもできない。
絶望と苦しさと悔しさが
込み上げてくる夜ってのがある。
それを吐きだすだけ吐きだす。
拳を突き上げる。
グッとなってた君の顔を忘れない。
大阪と京都。
近いけど違う。
そこが面白みになるって。
超えるだけ超える。
もう何本目の夜を超えて。
それでも探す。
暗くてよろける。
死にたくなるだってなるさ。
なぁ、15のときは
そんなことも思ってなかったよな。
信じてくれた全ての人に
ぼくができるのは
歌うことなんだ。
1番やばい音でエレキギターを鳴らせ。
また来る。京都。
今は天王寺の喫茶店。
特別にサンドイッチ。
普通のサンドイッチだけど
500円のサンドイッチ。
300円のアイスコーヒー。
すべてはうまくいくのかなぁ。
この街をでよう。
123で飛び出そう。
最後のタバコに火をつけたら。
さらば京都。大阪。
君の街でまた会おう。
帰ったらすぐ
今夜は札幌二十四軒でひとり。
ライブバーで唄う。
君のこと全然忘れらんない。
あの夜は忘れがたい。
わすれてしまったら
本当に俺はクソだ。
愛してる。
愛し合えてる。
子猫の夜に
肌を寄せ合う。
さらば。