2015年12月5日土曜日

連れていってあげるから

こんなに
響くこともあるんだろうか。

こんなに苦しかったっけ。

忘れてた。
逃げてた。

君にバレてしまった。
僕の幼さと弱さが。
君にバレてしまった。



港には大きな船が
勇敢な顔立ちをしてる。


ゆっくりゆっくり
歩いていたはずなのに。


突然
雨は降るように。
突然
雪に変わるように。


弱さが役立つことなんてあるんだろうか。

優しさとはなんだろうか。

ちっぽけなことだけ
わかっていたはずなのにな。


一瞬で崩れ落ちるような
お城のように。


いつの日か月が爆発しても

涙はでるのだろうか。

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