2015年10月26日月曜日

受話器越しのアンタ。

ほんとに優しくなれたらひとはどうなっちゃうんだろ。


そういえばいつだかお前。
俺に急に電話してきたことがあったな。
なにも言えずに
頷くことしかできずに
俺は本当に馬鹿だった。


今夜会いたいなんて言われたら
どうしようか。

まったく困らせるぜベイベー。


ところで先日もそんなことがあった。

おれだって男である。
以前に紳士ではありたい。

紳士のまえに男だろうか。

ああ、この違いは結構でかいよ。


すでに缶ビールは3本目。
君の声だけがぼくの癒しであった。

ブルースは加速して夜は冷たく。


札幌は突き刺すような風が吹いてた。


なにも言わなかったんじゃない。
なにもいえなかったんだ。


ほんとはおれだって、、、



おっとっと。


最近清志郎の書物を読んでるけど
あれ、なんなんだろう。

ほんとにデタラメくさいひとだ。

若すぎる2人。
ケンとメリー。

夜中にこの街をでて。
君に会いに行く。

ボロボロのクルマに乗ってどこに行こう。


ふたりはどうなっちまうんだ。


おれだってお前のこと
愛しているさ


だけども
おれはなにもわかっちゃいないし
ほんとに情けなくてダメな奴なんだ。


くそったれ。


本当はお前も愛してくれてたんだろうなぁ。



この夜だけは。

あの夜だけは。

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