2015年12月19日土曜日

空き缶とボク

言葉にするのは少ない方がいいと
思い込んでいたら
いつのまに独りよがり

誰にも吐けない
ため息は肺に
灰になるハイライト

笑ったままこっちを
みてる空き缶のゴミ袋

お腹が本当はずっと痛むこと
いつも限界で
玄関の先まで溜まる
ゴミ袋の山

諦めることは簡単なのに
捨てきれない孤独と夢

あの日キミがしてきた
ことの行為の意味

僕なんかよりもちっぽけな
お月さまが
僕なんかでさえ
照らしだす

僕なんかよりもちっぽけな
アリさんが
僕なんかのスニーカーの
上に登ってくる


季節の匂いが敏感にわかる
僕らはなんだか似てる

わからない奴には
わからないことを
2人で笑った朝

夜になれば離れ離れの蝶々

普通に過ぎてく日曜日

遅すぎてから気付くボクに
やはりうんざりする月曜日


この世の中に
いま君よりも不幸な
少年少女がいる
という
決めつけ

それが彼らにとって
不幸じゃなかったら

それは自惚れかもしれない

とか考えちゃう
優越感に浸る

夜の深み
日本のバカ


なにもかも
悟ってしまう君なんか

誰かに悟られてしまえ


嫌い好き嫌い好き嫌い好き


あとから意味のついてるくる
言葉の意味を欲しがるお前

さよなら


孤独な空き缶たち
ケラケラと
ゴミ袋の中で笑ってて

そのまま
僕を笑ってて

外に連れ出しあげるよ

いつかの週明けに

君がどうか
笑えますように

2015年12月8日火曜日

新鮮な空気をいくら吸ったからって

それがなんだっていうんだ。

2015.12.7@161倉庫
ヤハタトシキプレゼンツ
「夢中兄弟」
どうもありがとう。

また越えるための夜と
それが故の朝がきた。


打ち上げにはでなかった。

なんにも思っていたほど
言うこともなかった。

膝が擦りむけて血がでてた。


全てのことをおもうと
吐き気がすら。

いつもの顔ぶれだった。
161倉庫には
二日酔いで具合の悪そうな
KCさん(161のボス)
忙しなく動くモリモさん(161のシェフ)

ポリスターズ
ケイさんたち
ボンドさん
個人的に2回目に会う
にたないけん
僕のレテパシーズ
いつも通り揃ってない
ボインボインズ


昨日は全て
無理矢理だった。
色んなものを引きずりだすのが
そうだったのかもしれない。

うん。
いいの。
また会えたらそれで。

また全てがはじめっかでも。
また終わりがきても。

誰かを守り抜くことができなくても

諦めることがあっても

忘れないで。


部屋は寒い。
幼い微熱だけが続く。
一体いつまでこんな情けない
日々が続くのだろうか。

もう僕の中の僕である僕のための
優しさはいらない。
そんなものはいらない。
もうウンザリだ。


もっとも君と分かち合えるものが
もっと欲しいよ。


人間なんて

たいしたもんじゃない。

たいした約束もできない。

裏切るし嘘つきだし
空っぽだし


ああ、それでも信じるしかないのだろうか。

きっと僕らなら

諦めなかった奴が掴むのさ。


物事を見据え過ぎてもよくない。
見切りすぎは君を時に独りにする。


それでもうまくその先を。


きっと僕がこの先を。


もうやめにしよう。

全てを振り切ろう。

これ以上はなにも生れないさ。

どうでもいい奴が笑ってる。

幸せなはずなのに。

もっと辛い人たちがたくさん
いるんだよな。

世界にはもっといるんだよな。

忘れないように。

そしてしっかり自分に刻み込み
自分の生活を大事にするんだ。



僕は僕自身でなにができるのかを
考える。


誰かのためにとっての。


壊れないように
壊さないように

発狂しそうな毎日を
潜り抜けて。

ロックンロール。

音を聴いてる人も
いろんな人たちがいる。

世界が平和になるのは
果てしなく果てしなく
遠いだろう。


一人裸足で歩いてるぼくに
ありんこを踏み潰せる
力があるのに
野良猫にやる餌は
もっていないのだ

追記
ていうか
ずっと下痢なんですけど
なんなのほんとに。。


2015年12月6日日曜日

ポカリスエットと風邪クスリ

買いに行かなきゃ。

ひとりだと
コンビニも行けないなんて。
行く気がしないよ。


気合いでがんばるぞ。

明日には治れ。


161倉庫で元気に会いたい。


ううう。

久しぶりに熱でた〜。


あした161倉庫
めっちゃ楽しみだ。

頼む。
いつも意地悪して。

おれ悪い子しすぎたかなぁ。

心配はしないで。
一生懸命やるから。

あしたきてね。
寝ます。





2015年12月5日土曜日

連れていってあげるから

こんなに
響くこともあるんだろうか。

こんなに苦しかったっけ。

忘れてた。
逃げてた。

君にバレてしまった。
僕の幼さと弱さが。
君にバレてしまった。



港には大きな船が
勇敢な顔立ちをしてる。


ゆっくりゆっくり
歩いていたはずなのに。


突然
雨は降るように。
突然
雪に変わるように。


弱さが役立つことなんてあるんだろうか。

優しさとはなんだろうか。

ちっぽけなことだけ
わかっていたはずなのにな。


一瞬で崩れ落ちるような
お城のように。


いつの日か月が爆発しても

涙はでるのだろうか。

2015年12月4日金曜日

雨に打たれて唄えば

口ずさむ歌はいつだってぼくたちの歌。

雨に打たれて笑ってる。
歌ってる。酔っ払ってる。
抱き合ってる。


京都西院GATTACAありがとう。
忘れられない夜がまたひとつふたつ。

トミーさんありがとう。


THE安全ピンをあなたのはじめて1から組んだブッキングイベントのトップバッターにしてもらえて光栄です。


やばいブッカーだな。GATTACAの富松。
2015年9月に入る前の8月に
tabibitoキッチンでシンゴさんと話してた。

俺たちは9月12日にながれものたちの夜に出演することが決まっていて
その後に同じ9月の頭
GATTACAの青春応歌vol.1に誘われていた。
12日に京都ウーララが決まっていることによりそのイベントは断っていた。
その後にボイガルが同じ青春応歌vol.1に出ることを知ってて
シンゴさんに
京都GATTACAでやるんですね、俺たちは翌週にウーララです。
俺らも誘われてたんだけどね。
って言ったら

間に合うよ。出ろ。一緒に出るぞ、まだ間に合うってば。

なんて言ってたことを思い出す。


出れなかったけど
その後
昨夜に俺たちは3回目の青春応歌に出た。

そのことを話したら

そっか、あいつ2回目も3回目も決めたんだなって
言ってた。

色んなことを思いながらだった。

トミーさんは当日
ずっとなんともいえない顔だった気がする。
わからないけど
そんな感じだった。

まくらが出番10分前に。

ガタガタのGATTACAでのライブははじまった。
もうどうしようもなく
めちゃくちゃにやった。


一瞬で砕け散った。
あの子が前に前に来るのがわかった。
歌声は届いたのだろうか。


京都はいつも
ぼくをおかしくさせる。
ぐちゃぐちゃにする。
京都のせいとかじゃなく

そうなっちゃう自分がいる。

なんなのかはよくわからない。
ダメだってこともわかってるが
この気持ちだけはどうしようもできない。


絶望と苦しさと悔しさが
込み上げてくる夜ってのがある。

それを吐きだすだけ吐きだす。


拳を突き上げる。
グッとなってた君の顔を忘れない。



大阪と京都。
近いけど違う。
そこが面白みになるって。


超えるだけ超える。
もう何本目の夜を超えて。
それでも探す。
暗くてよろける。
死にたくなるだってなるさ。
なぁ、15のときは
そんなことも思ってなかったよな。


信じてくれた全ての人に
ぼくができるのは
歌うことなんだ。
1番やばい音でエレキギターを鳴らせ。


また来る。京都。

今は天王寺の喫茶店。
特別にサンドイッチ。
普通のサンドイッチだけど
500円のサンドイッチ。

300円のアイスコーヒー。


すべてはうまくいくのかなぁ。


この街をでよう。
123で飛び出そう。
最後のタバコに火をつけたら。
さらば京都。大阪。
君の街でまた会おう。

帰ったらすぐ
今夜は札幌二十四軒でひとり。
ライブバーで唄う。


君のこと全然忘れらんない。
あの夜は忘れがたい。

わすれてしまったら
本当に俺はクソだ。

愛してる。

愛し合えてる。

子猫の夜に
肌を寄せ合う。


さらば。


2015年11月29日日曜日

全てはウソじゃなかった


キミとあの日歩いた道を
ぼくは逆の方から
いまゆっくり歩いてる。

そっとなぞるように歩く。
重たいマーチンで
氷の上を歩く。


全てはウソではなかった。
あの日からキミがいないのも
あの日からあなたがいるのも。

全てはウソではなかった。

キミとあの日歩いた道を
いまぼくはゆっくり
逆から歩く。


逆から歩いて思い出す。

全てはウソじゃなかったことを。


マーチがきこえたきた。
遠くからでかい音で
マーチが聴こえてきた。


2015年11月27日金曜日

神様だったら見えるのかしら


唄をうたっていたかったの。
あの時からずっと
それだけを考えていた。

気がつけばエレキギターを持っていた。

はじめから持っていたのは声だけだった。


唄うことが好きだった。
辛いことや苦しいことがあった。
たくさんあった。

それでも一瞬でも
大きな声を出せば
全てが包んでくれた。


あれから
もうどれくらいたっただろうか。


いつの間にか
知らないうちに
バンドをやるようになった。

それまでは誰かが弾くピアノにあわせ
たくさんの仲間と声を合わせていたの。

バンドがやりたかった。
それに憧れていた、



声や大きな音でギターの音を出すことが
この上なく楽しかった。


別れたキミといるよりもだったかも。



うたいたい。

今よりも自由になりたい。


飛んだり跳ねたりして

歌いたい。


歌いたいだけを
ただそれだけを
それだけを求めて

歌いたいだけに
うたうことをやめたこともあった。

ここまで来てしまった。


他にはなんにも見当たらない。

どこをどんな風に思い返しても
僕が思っていたのはそれだけだった。



いつか時を重ねるにつれて
なにかに飲み込まれそうになって

それすらも忘れてしまいそうな夜は
何度もあった。

当たり前だ。

いや、当たり前なんかじゃないか?


それはまぁどっちでもいい話か。



あの時にあの部屋の
重い扉を開けていなかったら
きっと僕はなにもしていなかったろう。


なにもできていなかっただろう。

すごいんだね、音楽って。

どこまでも僕を連れ出すんだ。

神様だったら見えるのかしら?
耳を塞いで
音楽を眺めていたい。



いまその答えはわからないまま。

音楽の食感も味も
手触りもわからないまま。

いや、答えは別にないものだから
いいんだ。


ぼくは確かに見えているし

ぼくの眼の先にある
音楽を。



あの日から
13才からずっと
唄をうたっていた。

ただそれだけだった。


好きなんだ、うたうことが。



理由なんてそれだけだよ。


行こう、その先に

僕は生きたいだけだ。

可愛いパプリカとぼく。

札幌は雪が降ってきたよ。



2015年11月21日土曜日

この「街」に埋もれながら

ひっそりやって来る。
いや、いきなり来る。
んじゃ、じわじわくる。


今朝は変な天気だった。

晴れてたり雨がふったりすぐに晴れたり。

どっちなんだよお前は。

気分屋さんだ、お天気さん。


そう、
もう少しで

いや

もうすぐそこまで


んー。

もう冬だ。


雪も一緒にやってくる。
気温はグッと下がる。

先週はまだまだいける感じだったっけ?

今週は寒いなぁ。
寒さが違う。


雪が降ればこれが変わるのよ。

雪積もってた方があったかく感じたりのよねぇ。


当たり前ばかりだ。

日常が過ぎて
日曜日も過ぎて

お前がいてアイツがいなくて


情熱がある。
溶けない情熱がある。

冷めない夢がある。


埋もれてしまう。
雪の中にこのままじゃ

埋もれてしまわないように
それでも埋もれるのも
悪くないかと思ってみたり

いやいや、
みんな埋もれてるから

わかんねーよって。


ただ、ただ

やることは分かってる。


それをやるだけだ。



冬がくる。

お前が居なくなっても

冬はくる。


俺は唄うし君も唄うだろう。


きっとぶち破れるんだ。


僕らならきっと

やれるんだ。


夏が来たって

同じことじゃないか。


明日は電氣食堂でうたう。

マスター連絡くれないから
もう何時に歌うのかわからない。

わからないまま


僕らは飛び出した。


ドアを開けてくれ!!!

そこはまだ

まだまだ11月だった。

2015年11月5日木曜日

真夜中午前1時

飛び出した。
僕は家を飛び出した。

誰かさんに貰ったマーチンの靴紐を
きつく縛りあげて
ドアを開けた。

夜はまだ始まったばかりの頃に
ギターを一本背負って。


いつもの商店街を歩くと
ふらふらと向かいから1人の男。

まったくこんな夜に俺を呼びつけて
ビール2杯で調子が悪くなったらしい。


少しだけ近くで歌っていたフジくんのうたを僕らはベンチに腰掛けビールを片手に聴いていた。

ふくよかな声だ。横に広がる感じがとても気持ちいい。

と変な男が現れる。

さっき俺にライブハウスの場所を尋ねてきた黒ずくめの男だ。

場所を教えたのはいいが当然
平日のてっぺん寸前で空いてる訳がなかろう。

彼もフジくんの路上を見る事にしたらしい。
それにしてもフジくんと黒ずくめの男の距離がやたら近い。近すぎる。

黒ずくめの男はこちらにやってきた。
エーライフはどこ?だってさ。
クラブを求めてるのか。

まぁ向こう側ですね

と適当に伝えると
彼はどこかに去っていった。


と思ったらすぐ戻ってきて
またまじかで路上をみて
道端をぐるぐる歩きはじめた。

よく風を読んでるような仕草をする。
手袋はいてるし違うんだろうけど。

あれはなんなんだろう。

不思議な人もいるものだ。

通りすがりの女に
拳銃の形を真似た手で
頭を撃ち抜く素振りもみせる。

なんなんだこの人。


気づいたらどこかにいってしまっていた。

うん。なかなか奇妙奇天烈だったなぁ。


あ、そんなことはどうでもいいか。


ふとすると隣にいた光太郎も体調が良くなってきて歌い出したそうな雰囲気をだしてきた。


場所を移動して僕らもうたうことにした。


光太郎さんの機嫌が良さそうな時はすぐにわかる。わかりやすいのか。
この人も不思議な人だなぁと思いながら2人でうたいはじめた。


自分の路上を終えたフジくんも来てくれて路上が終わると3人でビールを買ってベンチに座ってのんでいた。

他愛のなさ過ぎる11月。

フジくんと会うのは2回目。
とても気持ちの良い人だ。

気がつけば4時だ。
2時には帰るといってたのに。

困ったもんだ。眠い。


わかってる。
2度と僕とは会おうとしない君が
時折気にかけてこれをよんでること。

もの好きなものでくだらないとわかっていて読んでる君のこと。

わかってんだ。

ところで
忌野清志郎を崇拝しすぎて
おかしなひとってのは
多かれ少なかれ
無い話ではなないと思うんだ。


何でもかんでも鵜呑みにしちゃいかんさ。
清志郎は少なくとも誰かを狂わせたりしちゃったんだ。
勝手に狂っただけなんだけど。

おかしなはなしだよ。
伝道者だとか申し子だとかさ。

そんなこと言う人たちがいるんだもの。

もっと自分でいてほしいね。
もう好きなものはわかったから
自分が自分であるために
ね。

尊敬はするけど崇拝はしない。
神様は信じない。
生きてる誰かを信仰するなんて。

となると
やはりロックンロールも宗教じみてるなぁなんて思う時もある。

あれは別に救ってくれないんだよね。
絶対。それ分かってるから。
ロックンロール教ができたとしても
はいらないもんね(笑)


ああ、どうでもいいはなしについでどうでもいいはなしだ。

またどこかで会いましょう。
さらば。

それでも君が好きだというなら
それでいいってことだよ。
なるべく誰かを
傷つけない方法を探してるんだ。










2015年11月3日火曜日

196円とピック

財布の中の小銭はそれだけだ。

お札なんて入ってるわけがない。

仕方ない。丁度いい。
歩いて帰ることにしよう。

今日は少しだけ暖かく感じる。
残りの小銭で安い発泡酒を買い
飲みながら歩くことにしよう。

北34条から西11丁目。


気分は別によくないけど
君の好きだった歌を聴きながら
帰ろう。

こんな日なんだ。
少しくらいいいだろう?

気がつけば11月だった。
まったくもう。
どうかしてるよ。

もういくつになったかね。
おまえさん。

おれはもうおじさんみたいなもんだよ。
冗談なんかじゃないさ。

甥っ子が生まれたんだ。
ほんとにおじさんになっちまった。


あれから
どれだけの年月がたっただろうか。
キミ、どれだけ大人になったんだろう。


俺は別に変わらずこの調子。

このところは良いことも悪いこともないかも。
変わったことはたくさんあるけど。

中身はべつに。
意気地のないままだよ。


うん、ああ。

去年の返事はなかったっけ。

うん、別に気にしてない。

大丈夫。


もう、誰もいなくても大丈夫だよ。

いまはそっとしておいてほしいんだ。

もうだれもいなくても平気。

そっとしておいてほしいんだ。


君の好きだったうた。
冬のこと。将来の話。
クリスマスプレゼント。映画館。
メダルゲーム。11月のコンサート。
寒さとか
いつもダサい格好してたとか。



足はやっぱり疲れやすい。

みんな風邪を引かないように。
さようなら。

2015年11月2日月曜日

君が君であるために


なにが正しいかなんて
俺にはわからないし
答えなんてありゃしないの
わかってるのよ

ただいま君がやりたいことをやってくれてたらいいなぁ

なりたかったものにはなれなくても
今この瞬間に
またなりたいものが見つかれば


少しずつ時は進み
少しずつ歳をとって

誰かを傷つけてしまうことが
きっとこの先あるだろう
なにも信じられない時間が
くるだろうな

それでも信じなくちゃいけない
時もくるだろう
駆け抜けるだろう


君にはわかってほしい

だれかを想い
生活してほしい


くだらない毎日かもしれない
やるせないことばかりかもしれん

嫌な人たちばっかりで
自分の居場所がないかもしれない

お前を傷つける奴がいるかも


それでも傷つけられないアンタが
消えてなくなりませんように


人生は続く

答えもなく当てもなく

旅は続くだろう



意味のわからないことが起こる
理不尽なこともある
嫌な奴もいる
悲しい事件がある

よくならないことばかりで
消極的になるよなぁ



この国は
どうなるんだろう

もしかしたらもうこれ以上はなにも生まれず
殺していくだけかも


ああ、
それでも何かを信じて



君の心は死なせないで



僕らがいつか
すべての人が
笑顔になれる日を

願っていて



出来れば
だれも傷つけずに
いたいけど

そんなことはみんながみんな
できる話じゃないよなぁ。



わからないことばかりだけれども
転がって転がるんだ

知らないことばかりだから
知ろうとするんだ


そして俺は
ロックンロールになって

俺は俺の道を

君は君の道を



その途中で会おう。

ライブハウスで待つ

路上で流してるかも

はたまたレコード屋か


俺は俺の
あくまで
ぼくのままの

片手で足りるような
いまの浅はかな人生を
歌うだけだ。

きっとこれから増えてくことがまだまだあるから


歌わなきゃいけない。


おれは

ロックンロールが

やりたいんじゃない



ロックンロールになりたい。


俺を笑える奴は笑ってくれ
真剣に笑えよ。

おやすみなさい。



2015年10月29日木曜日

カレーライスとロック

ちょうどその時だった。

確かに螺旋階段の下から
スパイシーな匂いが漂ってきたのは
ぼくがそこで一曲歌い終わる頃だった。


火曜日のM'sスペース
雨が降り始めた夜に



いつもぼくらは手探りで何かを探してる。
君の好きなものってなんだっけ?
僕たちが分かち合えた物ってなんだっけ


アンタはいつもの切り口で声を掛けてくる。

ああ、そんなに時間は空いてないけど
わざとらしい感じも別にしないね。

久しぶり。


見上げていたのは月
なんかじゃない。

君の大きな瞳


いま少しだけ考えてることは
ぼくが居なくなったあとのこと

それはまぁどうでもいいんだけどね。


ぼくはぼくであるために
唄をうたう。
時にそれはひどく無様なものかも

形にならず声にもならず
いつしかそれのせいで
見失うこともある


探せ。探せ。
答えのない闇の中で。

君の声だけが頼り。
月明かりとギター


旅路はいったいどこまで。
その先はいったいどこへ。

僕らはロックバンドが好きなだけであった。

ただそれだけだった。


そしてぼくは大きく息をのんで
ジャンプするんだ。


君がいつか夢を見れなくなっても
ぼくはせめて夢を見ていようか。

ぼくらは少年少女のまま。


手紙の返事は手紙で返すよ。
字を書くのは苦手だけどね。


さて、ぼくの生活は
ぼくのロックのために

全てを差し出してやろう。


笑える奴は笑えばいいさ。

おやすみ。

追記

歌い終わってすぐに我慢してたビールを将太さんに頼んだ。
バドワイザーはもうとっくの昔に置くのやめたって。
仕方ないからクラシックを。


いつも置いてあったじゃんか。

またいつか置いてほしいな。

俺の部屋にはバドワイザーの空き瓶が置いてある。
1年半くらい前だな。
朝起きたらあったんだ。

飲み過ぎちゃったかな。

前の日に飲んだtabibitoキッチンの
バドワイザーの空き瓶が
なぜ俺の部屋に転がってるんだ?

そう思いながら
そっとストーブの上に飾った。

2015年10月26日月曜日

受話器越しのアンタ。

ほんとに優しくなれたらひとはどうなっちゃうんだろ。


そういえばいつだかお前。
俺に急に電話してきたことがあったな。
なにも言えずに
頷くことしかできずに
俺は本当に馬鹿だった。


今夜会いたいなんて言われたら
どうしようか。

まったく困らせるぜベイベー。


ところで先日もそんなことがあった。

おれだって男である。
以前に紳士ではありたい。

紳士のまえに男だろうか。

ああ、この違いは結構でかいよ。


すでに缶ビールは3本目。
君の声だけがぼくの癒しであった。

ブルースは加速して夜は冷たく。


札幌は突き刺すような風が吹いてた。


なにも言わなかったんじゃない。
なにもいえなかったんだ。


ほんとはおれだって、、、



おっとっと。


最近清志郎の書物を読んでるけど
あれ、なんなんだろう。

ほんとにデタラメくさいひとだ。

若すぎる2人。
ケンとメリー。

夜中にこの街をでて。
君に会いに行く。

ボロボロのクルマに乗ってどこに行こう。


ふたりはどうなっちまうんだ。


おれだってお前のこと
愛しているさ


だけども
おれはなにもわかっちゃいないし
ほんとに情けなくてダメな奴なんだ。


くそったれ。


本当はお前も愛してくれてたんだろうなぁ。



この夜だけは。

あの夜だけは。

2015年10月24日土曜日

右の奥歯で噛みしめる。

昔から右側の歯で食べる癖がついてる。
左の奥歯に大きな虫歯が子供のころにあったからだ。
治療済みではあるが今でも口に含む食べ物を右に寄せる習性がついてる。
くだらないことだ。

ぼくはいまみよしのという餃子のお店でひとり餃子を6個と2杯目のグラスビールを飲んでる。
王将よりも大好きな餃子チェーン店だ。
北海道にはみよしのの冷凍餃子もスーパーに並んでいる。
王将がでてきたのは最近のことでね。

家で食べる餃子は小さいころからいつもこれからも
みよしのの冷凍餃子だよ。


何にもない日は久しぶりだ。
ほんとに久しぶり。

松任谷由実をイヤホンで聴きながらここまでやってきた。
途中雪虫の大群と何度も遭遇。

眼球に何度も容赦なく雪虫が進入してきながら泣きそうになりながらもここまできた。


お前の声が忘れられない。


瞳や唇が
鮮明に蘇ってくる。


リメンバーミー。

時には思い出して
夢の中の脇役でもいいから。


そろそろ出よう。

あてのない旅路は終わらないが
時には休息も必要だ。


21歳のなにもない秋に一体おれは
みよしので一体なにをしてるんだ。


お前の涙を拭ってやれれば
それだけでいいのに。


さらばだ、君よ。

すべてはキミのせいにはしないが。
夜が来る前にぼくは消えてしまいたいさ。

人はなぜアルコールを飲むのか。

3年前のぼくにききたいよ。

君は飲む?飲まない?

アル中の小説を読んでるけども
気が狂ってるよあれは。


ずっとずっと
平和を願い。
純粋なままでいたいね。
水のように。

しばらくはお前の隣でギターを弾くだろう。

別れの時がくれば
それはそれまでさ。

ギターは鳴る。鳴るんだ。

俺はいつか消えるが。

ロックンロールは終わらないってさ。

ふざけるな。


2015年10月18日日曜日

ぼくと僕とボク

時だけが過ぎていく。

ぼくはなにも変わらないまま。
はたまた変われないまま。

それでも足だけは前に前に進む。


雪虫が多く飛ぶ年があるのは
そういう周期があるからなの。

塞がったまんまの心。

パクパクしてるくちびる。

少しだけお前のことを思い出しながら眠る。


ずっとずっと好きなものや歌がある。

地下鉄はいつも同じ時刻表。

簡単なものを一つだけ与えてくれたのは誰だろう。


ぼくの人生はクソだと歌ってた
あの人はいまなにをしてるだろう。


変われないままあの娘のことだけを考えてるのはいったいどごでのことなんだ。

どれだけ長い昼間を惜しんだ。

苦しんだ分だけ降ってくる雨はどういう訳だろうか。


咲いた花は一体何者だろうか。

タバコとビールを飲めるようになった僕は変われた証拠なんだろうか。


秋の風はどこにいくんだろう。

雪が降ったら雪虫はどこにいくんだ?


君は誰と笑って
僕は誰と泣くんだろう。


嫌な奴だなぁこの季節は。


永遠なんてありゃしないが

永遠をずっとずっと

信じていたいよ。

誰よりも純粋な僕と君が

ずっとずっと笑えますように。


2015年10月13日火曜日

途方に暮れて

どっかいってしまいたい。

なのに札幌。
土砂降りかよ。

気がつけば気温はぐっと下がってるし。
もうほんとに寒いし。

途方に暮れたいのに。

どうしろっていうんだよ。
冬がくるのに。
この町のバカ野郎。



日が暮れたら
俺も夜に暮れてやる。

2015年10月10日土曜日

函館を燃やしてくれ

おはやっさ。

いい天気だ。台風のあとっていうのは
ほんとに嫌なくらい天気が良くなるねぇ。

あしたはね、函館でライブなの。
バーニングロックフェスティバルっていうここ近年は毎年やってるイベントでね。
何回めなんだろうか。それはわからないんだけど
おれ去年は出れなくてね、見に行ったの。

ハウアユースと一緒にレンタカーに乗って行ったよなぁ。あれはローグでのライブが終わってすぐにローグから出発したな。
いまけんの運転だった。


観に行くだけなんて恥ずかしくてダサいしなんかこう
自分なりに悔しくて(当時はそう思ってたけどダサいはよくわかんないから当時のきもちってことで。ライブ観に行くのにダサいもクソもないからねごめんね)

でおれは函館で路上をするていでバーニングにいったの。(そっちのほうがダサすぎる)

パーティールームっていうのはメインステージじゃなくてスタジオライブみたいなかんじで
そこでみたハウアユースと童夏のライブをよく覚えてる。
とても感動した。

ボインボインズもきててそれをみてすぐに路上しにいったはずだなあ。

すぐちかくにメガドンキホーテっていうのがあってね
なんていうか地方感があるようなあんなかんじでどどんとでかくてさぁ。

函館のそれがすげーダサいの。あれ。
ジャスコにしちゃったほうがまだいいよてきなね。

そこの周りがすごくひろくてなんかわざとステージぽくなってるようなとこがあって。
そこでほんとに昼間はイベントとかやってるみたい。ショーとかね。


夜21時にもなると函館はだーれも歩いてなくてさぁ。
ドンキホーテのまわりにすら人がいなかった。
最初からそこでやるのは気が引けてたから隣の閉まってる銀行の前でやりはじめた。

ああ、あんなにどうしようもないきもちになったのは久しぶりだった。

クラブココアの中には音楽を楽しむ人がたくさんいて
おれ、アコギをもって外に飛び出したら
だーれもいなくてしーんとしてた。
めちゃくちゃ寒くて寒くて
指の感覚もなくて
それでも歌った。
すべてはここからをうたった
ほんとにだれもきいてない
だれも通らない
ただただうたった。

1時間しないうちにぽっきり心が折れてちかくのコンビニにはいろうとしたときに
たしか絵を描きにきてたかつきゅんとライブ観に来てたえっちゃんがきてくれた。

やはたさんもいたかなぁ。


もうやんないのー?

なんていわれて

とっても救われた。


情けなかった。

それからいよいよメガドンキホーテ前でリベンジ。


そこからはもう楽しくて楽しくて。

それから亮太さんも彼女と一緒にきた。
知らないひともいつの間にかいた。

あ、いきますっていってくれたひともいる。
ガンジスはこなかったっけ?

なんだかんだで6人くらいはいたなー。

亮太さんもやはたさんも一緒にうたってね。
たのしかった。

バーニングロックフェス主催のえびこんさんも駆けつけてきてくれた。
めちゃくちゃ忙しいはずなのに。

しかもみんなで帰る途中にあった。
申し訳なさすぎた笑


俺はこんなに自分が情けなくてダサくて死にそうだと思った夜は何度かあるけど函館のあのときはかなりやばかったな。しんどかった。



そして今年2015函館クラブココア。

THE安全ピンはパーティールーム18:50からやる。

やるぞ。

去年のおれよ。

お前を殺してでもおれはやりきる。

さらばだ。
写真はそのメガドンキホーテ前ひとりバーニングロックフェスの様子だ。
フライヤーは千円札をバーニングしてるおれだ。

これはひどくネットで叩かれたなぁ。
んじゃね。あした函館で。















2015年10月8日木曜日

2015年10月6日火曜日

好きっていいなよ。

ていう少女向けの漫画を
昔の彼女が読んでるのを思い出した。


それだけのことなんだけど?

好きっていいなよ




こたなぎもみじの曲に

絶対に君に触れはしないから
でも今夜はずっと君の側にいるから
でもほんとに絶対
いやらしいことはしない


てきなニュアンスの曲があって
あれ
最高だなぁ。

ねぇ、もみじ
あれ、なんていう曲なんだ?

CDにははいってないよなぁ。
録音しておくってけれよ。



そう
絶対君には触れられないし
誰の指一本も
触れさせたくないよ。


好きっていいなよ

って、、、


恥ずかしくなってきた。。。

はぁ。

この街でぼくたちは

吐き出したケムリはどこにいくんだろう。
もっともらしいことが言えなかった時に出てしまった言葉たちはいまどの辺なんだろうか。


他愛のない話を喫茶店でする。
空気と間が途切れ途切れ。
男たちは何を思って
コーヒーを飲むんだろう。

俺たちはもう次のことを想像できたり
想像できなかった。

いつの日かそして
想像以上の日を夢にみてる。

昨日は仲間とジンギスカンをたべる。
この街のジンギスカンは最高だな。

夜になるとまた別の仲間と同じ樽のビールを分け合った。

一昨日はカウンターアクションでライブだった。
ただ必死に同じ街でうたう僕たちを
冬の匂いを忍ばせた風が包んだ。


へたくそでデタラメでめちゃくちゃで
一体だれが救うというのだ。


自分自身と君だ。


はやくいかなくちゃ。


次の街へ。次の街へ。


出逢ったものたちすべてを引き連れて。


夜を抱きしめるんだ。


もう夢にはでてこないでくれ。

さようなら。
また会う日まで。


ロックンロール。

それはお前が決めることさ。

それって素晴らしいくて
勝手なことで。

つまりなんていうか

君の勝手だろ?
好きにやればいいぜ。


さて。
見えないものを探す旅が続くねぇ。


愛してるのは嘘じゃない。


2015年10月3日土曜日

君と僕は永遠に

企画が終わって1週間経とうとしてる。

前回安全日の夜についてことこまかく書こうとしたけどなんか無理だったしそもそも言葉にしたり文字にしたりするのが僕は苦手な人間でした。

今でも思い出すと心がぎゅっとなって苦しくなる。
ぼくはそしてこれからのことを考えなきゃいけない。

まくらのブログみたけどあれはずるいや。あいつはずるい。

うまく言葉にのせるのが下手なんだけどうまい。
泣きそうになったけど。
色々思い出したら腹立ってきた。
もっとドラムうまくなれよとか。

あしたはカウンターアクションでTHE安全ピン。

もっともっと生活をバンドに捧げないとぼくらはだめになってしまう。

次の夜、次の夜へと乗り換えては僕らは歌うんだ。


ああ、バンドマン。
ずっとかっこよくいてよ。

女の子。
ずっと笑っていて。
少しは楽になったか?
君のことだよ。
そうやって君は大人になるんだ。

男の子。
いまそばにいる彼女を抱きしめてやって。
ぎゅーっときつく抱きしめてあげて。
愛し愛されてる人を離さないで。

いま孤独を感じてるきみ。

大丈夫。夜はこわいけども
必ず君を優しく包み込む。
君よりおおきいもんな。
でもおおきいからこそだよ。

そしてすぐにあさがくる。



ぼくはだれひとり抱きしめてあげられないんだけど。
抱きしめてあげるような唄をうたうからね。

そのときはライブハウスで待ってるから。
寂しくなったらいつでもこいよ。


あさだ。
今日も生きるぞ。





















2015年9月28日月曜日

「安全日の夜vol.1」

終わった。

気がついたらそれは終わっていた。

161倉庫を出たのは朝の8時だった。
なにやってたんだろ。

来場してくれたすべてのひとに感謝してもしきれないです。

ほんとにたくさんきてくれて嬉しかったなぁ。

こたなぎもみじ
The Last Waltz
Boys don’t cry

そしてあの場にいたきみ。

拍手。
誰のための夜かは知らないが
作ったのは間違えなくみんなだ。

ケーキをくれる人がいたり
ポップコーンをくれるひとがいたり
最高だな。

これからも俺たちはおれたちらしく
やっていきたい。

また来年も。再来年も。


こたなぎもみじのCDをきいてねます。
チューニングあってないし全然最低でほんとに最高だな。このCD。


THE安全ピンってほんとにしょーもない小さな札幌の下手くそなバンドだなぁって思もう。
2ピースだし。
ほんといやんなっちゃうぜ。


新しい音源を作るよ。
来年にはだせるように。

おれはただただ

カッコいいバンドを

やっていたいだけなんだ。


きみのおかげだ。


俺はひとりになんかなれやしないよな。

おやすみ。
さぁ、やるぞ。

エレキギターで世界をぶん殴ってやるんだ。


2015年9月26日土曜日

安全日の夜に向けて

土曜日。
曇り空。
最近ぼくがお休みの日は決まって曇り空だ。
そりゃぼくだって晴れてる方が好きなのだ。

とりあえず洗濯機のスイッチをいれて回ってる洗濯機を横目にたまってる洗い物を片付ける。

サカナクションを聴きながらやることにした。

昼からスタジオで洗い物終わったから洗濯機終わるまでサカナクションを聴きながらこれを売ってる。

明日2015.9.27は君にとってなんでもない日曜日かもしれない。

誰かにとってはまた特別なもので
ぼくとまくらにとってもまた特別な日なのです。

2014.9.27@mole
俺たちははじめてTHE安全ピンとしてライブをした。

あの時のことはよく覚えてる。
言ったことも覚えてる。

電影少女というバンドの企画だった。

リハーサルにおれははやめに会場にいってらボイガルのリハーサルだったな。
ほうほう、やってるやってる
と思いながらぼくは久しぶりにライブハウスに持っていくエレキギターを背負う感覚をそっと床に降ろし黙ったままボイガルのリハーサルを見ていた。

よくよく思い返せば彼らとちゃんとやるのは安ピンはもちろんぼく自身としてもはじめてだったよなぁ。

次が俺らのリハーサルだった気がする。
まくらがくる。

スタッフのひとにドラムを上手に動かしてもらう。
あの時なぜか上手だったな、下手じゃなくて。

覚えてる覚えてる。

リハーサルでけーさんがなんか変な様子で俺たちをみてたのも覚えてる。

リハーサルおわってけーさんがすぐきて
泣いた。泣いた。
っていってきたな。
まだリハだよ金髪野郎
と心で思いながら
ありがとう、本番楽しみですね
って言った。
ごめん、そんなことおもってないよ。


俺たちは2番手だった。
ナンデードーシテーがトップバッターだった。

あの時モールのお客さんの入りはスカスカだったのも覚えてる。

なんかガラガラではないけど
程よく入る感じではあるけども
それでもあんまりお客さんはいってなかった気がする。


おれは最初この話をもらったとき
ソロで出る予定だった。
あずまりゅーた(THE安全ピン)
フライヤーもそういう表記だった。

ベースがいなくて
ベースが見つかるまでは
やらないでおこうって決めてた。
そういう話だったんだけど

ほんとに本番の1ヶ月切ったくらいで
まくらにはなした。

やっぱり2人でも出よう。
俺たち2人でも十分かっこいいよな。

って言ってそれで
はじめてのTHE安全ピンのライブが決まった。

俺たちの初ライブにはもってこいの対バンだったしこれはやるしかないってことだなって。


SEはなかったと思う。
袖からまくらがでてく俺もあとにステージに出て行く。

夕暮れとはみだしものを最初にやった気がするんだけど違ったかなぁ。

あのときの光景が忘れられないなぁ。


あのときもフロアの真ん中で
シンゴは泣きながら右手の拳を突き上げていた。彼だけだ。
横でけーさんがまた泣いてた。
またかよ、けーさん。
夕暮れとはみだしもので。

あとはもうめちゃくちゃにやった。

俺のエレキギターをモールでいっぱいにしたかった。まくらのドラムがドンガラガッシャーンって響く。

久しぶりのライブハウスで弾くエレキギターは最高に気持ちよかったなぁ。


終わってすぐにシンゴがきた。
泣きながらきた。
泣きながら汗まみれでライブ直後のギターを片手に持ってぐちゃぐちゃなおれを無理やり強く強く抱きしめられた。
俺は
苦しい、苦しいよ。
って言った。
泣きながら何も言わずに帰っていった。

なんだあのおかっぱ野郎って心の中で思いながら

ありがとう、ありがとうって何度も思った。

それだけしか覚えてないや、いまこうして文字にしたら。

それだけでいいんだ。
もうそれだけがあの日の全てだった。



本当に苦しかった。



明日のこと。
去年の会場、対バンは違えど
俺たちは自主企画「安全日の夜vol.1」と題して161倉庫という札幌の超アンダーグラウンドな箱でやる。
アンダーグラウンドってよくしらないけど。
アンダーグラウンド感が半端ないと俺でも思う箱だ。
目の前が東警察署にも関わらずあの佇まいはやばいだろ。
犯罪の匂いがプンプンしてるよ。
KCさん。

あの日から全てがはじまった。
一瞬の出来事だった。

早足で通り過ぎた。
もうあれから1年か。

といっても1年の短さをもちろん何度も体験してる。
それてまた何年もぼくはこうしていたいしそうしてられることが大事なことだ。



1年間ありがとうまくら。
俺たちの旅はきっとこれからさらにあてもなく続く。

ドキドキするなぁ。
一体おれたちどうなっちゃうんだろう。
こわいなぁ。不安だなあ。
泣きそうだよ。

でもワクワクすんなあ。


明日で今までの僕らとおさらばして
そしてまた明日から全てがはじまります。

君はそれをずっと見ててほしいんだ。

 2015.9.27
THE安全ピン企画
「安全日の夜vol.1」
@161倉庫
Open18:00
¥1500(持込可)
定員50名

THE安全ピン
こたなぎもみじ(東京)
Tha Last Waltz
Boys don’t cry






2015年9月24日木曜日

まくらとせっくす

これはスタジオの話です。

おれはまくらと付き合ってないし
よく付き合ってると思われるんだけど。

あんな女とは付き合えませんし
まくらもあずまでは濡れない
と断言されるくらいなので。
断じてありません。

ていうか俺もまくらが裸でたってても
ぼくのあそこはビクともしません。

まぁ触りはこんな感じで、、、

それでもそんな僕らは男と女。

ぼくはふと時々おもうことがあります。

昨日はスタジオでした。
3時間まくらと二人で密室で
ひたすら練習をするんです。
もう1年近くはこの関係です。



急に男と女とふたりでいるスタジオに違和感を感じます。

というのもよくわからないんだけど


ぼくはまくらとせっくすしてる感じになるんだ。

もちろん
萎えてしまうこともあるんです。

俺が泣き崩れた時もありました。
スタジオで。

その時はまったく
気持ちよくないせっくすをした感じ。

たとえば昨日の3時間は割とあっというまで
最初は前戯を1時間くらい。

曲の確認からはじめる。

AVをふたりでみたり新しいおもちゃをためしたりします。(新曲の打ち合わせ)

残り1時間で
本気のせっくすをします。
(一通りライブみたいに通す)


何が言いたいかというと
ぼくは昨日まくらと最高に気持ち時間。
最高に気持ちせっくすをしました(最高に有意義なスタジオ練習)


そしてなにがいいたいかというと
2015.9.27の161倉庫は
ぼくたちの付き合って1年記念日の公開せっくす日なんです。


本当にすいません。
なにがいいたいのかおれもいみがわからないです。
すいません。気にしないでください。


でもそんな気分なんです。


最後にもう一回。
まくらとはただライブをする仲間だし
そんな雰囲気になったこともないし
いつもブスだとおもってるし
キスもしたことないし(当たり前)
勘違いされるけど
本当になにもない。

こんな何回もいってると逆に怪し、、、

きもいな。


うん、
そんな感じで
今週の日曜は安全日なの。

おれたちなにをやらかしてもいい日なんです。


みんな気持ちよくおかしくなっちまえ。


くっそ!!!!!


いみがわかんねぇ!!!!


おやすみ!!!!!!!


せっくすて性行為だけじゃないんだよ!!!!!!!

綺麗でも汚くもないんだけど!、!

最高の気持ちのことを
いまだけ
せっくすっていう言葉にぼくは
できるくらい



心が穏やかなのだ!!!!!!


せっくす!!!ねる!!!!


頭がおかひぃっっ!!!!!



追記

不愉快になってしまった方
大変申し訳ありませんでした。

2015年9月19日土曜日

ガタガタ洗濯機

うちの洗濯機は
踊りだすの。

ガタガタと腰をふりはじめる。

そんでもって前に進もうとする。

ていうか完全に
バンッ!バンッッ!
っていいながら飛び跳ねてる時もある。


お前なんかサイコーだな。
どうでもいいけどちゃんと洗濯してくれよ。

石けんの香りが1番おれは正義だと思ってる。
薔薇の香りはなんだか罪だ。

いい匂いすぎる。

フローラルな石けんの香り
って書いてる奴が1番無難なわけだけど。

所でフローラルってなんだろう。

theピーズはとてもいい。
何にもない感じがどうしようもなくて本当にいい。

いまこの札幌中央区のアパートの部屋に響いてる。

洗濯機の音とピーズとフローラルな石けんの香りとロックンロール。

カップラーメンと下着と灰皿。

今日本当に何にもない日で久しぶりに。


お部屋を片付けて洗濯する日にしようと思ってる。


圧倒的になにもできない日々の連鎖。

僕は僕での在り方すらわからなくなるけども。

そもそもおれそんなすごい人間じゃない。

まぁ無力は無力だし。

偉くないし。

なんにでもなかったことに気がつくとそれはそれで悲しいけど。
全然それでしかいれないから

それ受け止めるしかないのな。


いまは秋刀魚の刺身の事しか考えられないなぁ。
食べたいね、美味しい奴。


季節は流れたり流れきりだ。
時間は俺を置いてきぼりにする。

分かってるのは生きるしかない
っていうことだけだ。

乾け洗濯モン。


昨日はスピリチュアルラウンジでライブだった。

札幌で活動してるけど札幌でやってる感じじゃなかった。

次はもう企画だ。

2015.9.27
161倉庫のTHE安全ピン企画に
たくさんの人がきてほしいことと

美味しい秋刀魚の刺身を食べたいこと

洗濯物は石けんの香りがいいこと

キミはいまなに考えるんだろう



バンドマン



俺たちは無名のバンドマン


これからもしかしたら
なにもないかもしれないけど

可能性はたった1%でも

やるしかないことってあるんだ。



驚かせてやりたいな。
いつかそんな風になりたいな。

きっと信じてくれてる人がいるんだな



それでも日々は
淡々と過ぎていってしまう

君は大事なものをいつか見失うかもしれない



おっと、

うちの洗濯機は洗濯が終わったことを知らせてくれる
ピー!ピー!
って音をいつからかしてくれなくなってしまった

だから洗濯おわったことに気がつけない最悪


お前は踊りすぎなんだよ

忘れちゃうくらい

石けんになりたいわ、もう

なんだそれ



2015年9月17日木曜日

もういっそのこと

そうだ。

全部9月のせいにしてしまおう。

そうしたら気が楽じゃないか。

空はこんなに清々しい。

札幌は快晴の秋晴れが続いてるよ。

昼間は過ごしやすい。
夜はちょっぴり寒いけど。


ごめんね、セプテンバー。

はやく雪をふらせてよ。

そしたら僕はずっとずっと

眠っていたいよ。



春が来ても夏が来ても。

キミがきたって。



抱きしめてあげたい。

でも僕はそれすらもできないんだ。


いま泣いてる。

君のことを抱きしめることもできないよ。

ほんとに
そんかことばかり考えてる。


人に当たるわけにもいかないし。

それならいっそ
セプテンバーのせいにしてやる。

許さないでくれ、僕のこと。


2015年9月13日日曜日

ながれものたちを抱きしめて

2015.9.12@西院ウーララ
「ながれものたちの夜」
みずすまし
THE安全ピン
ベランパレード
神頼みレコード


おれって奴はほんとうに
最低最低だ。

こんなこと書く必要はない。
だけど
ダメなこともさらけだしたいから書く。

嫌な思いをしたらごめんな。
でも君のために歌ったんだ。
嘘じゃないし枕もがんばってくれた。

俺たちは俺たちにしかできないことをやった。

ほんとはもっと優しくしたかった。
ギターを投げつければパンクだなんて俺は別にそんなことを伝えたいんじゃない。

でも俺はどうしてもそれしかできなかった。

黄色いギターはすぐに弦が切れた。
4曲目にはいるとき
キャサリンに持ち替えた。

キャサリンは強かった。
いつもより良い音がしていた。


俺は楽屋に戻った瞬間に膝から崩れ落ちた。

あんな気持ちになったのは初めてで。


良いライブをした。
とか
悪いライブをした。

客がのってたとか
のってなかったとか
鼻からそんもんは気にしちゃいない。


そういうことじゃないんだ。

それでも俺はなぜか心にデッカい穴を残した気がして。



どうしようもなかった。
一瞬にしてなにかを失った気さえした。

でも何を失ったのかわからない。

なにもかもがわからなかった。

涙がでないのが苦しかった。

このまま近くの踏切に飛び込んでしまおうかと思った。
そんなことをずっと考えていた。


いっそおれのことをエレキギターでぶん殴ったほしかった。

生きるのか死ぬのか。
悪者はだれなのか。
ロックってなんなんだろう。
バンドってなんだ。
正義ってなんだ。

世の中ってなんだ。

生きてるってなんだ。

そんな答えのないことばかり考えてた。

まくらはそっと側にいてくれた。

きっと俺をボコボコに殴りたかっただろう。

それでも優しく頭を叩いて俺を優しく叱りながら。

おれはなにも言えなかった。

だってなんでこんなことになってしまったのかわからなかったから。

だれも悪くないし。

それだけはわかっていた。

自分と自分の歯車が
思い切り合わなくなってしまった。


「あびくんに見られちゃうよ」
と枕に言われたけど

そのまま2人で楽屋にいた。

いま全てを置いてどこか遠くに逃げたかったんだけども。

そんなことできるわけがない。

ベランパレードがはじまるのがわかった。

あびくんのエレキギターと声だけからはじまった。

おれはまた泣きそうになってしまった。

優しい歌声に思い切り泣きたくて仕方なかった。

それでも涙はでない。

心が壊れてしまいそうだった。

演奏がバンドになった。

俺は重い腰をあげて楽屋の外にでた。

あびくんの歌声をちゃんと聞かなきゃいけないとおもった。

あびくんはなぜか腑に落ちない顔で寂しそうにガムシャラに歌ってた。

ナイトウォーリーが2、3曲目くらいだったんだけど。

それで少しだけ前の方にいってみた。


俺は楽屋でうずくまってた時はロックと呼ばれるものをうらんだ。
パンクロックなんて糞だと思った。
大嫌いになったしもう信じたくもなくなった。
漠然とそれがなにかもわからなくなった。
どん底に突き落とされた気分だ。ロックに。

生きてる意味もわからなくなって。
なにもできないことに腹が立って。
無力さに吐き気がした。

一瞬のことだ。

俺もなにもわからないんだ。
それについて答えはないんだ。

ロックンロールやパンクロックに
罪はないし正解も正義もないんだ。



それでも俺を救ったのはいつだって。
音楽であり。
歌であり。
そしてバンドだった。

暗闇からいつどんなときも
バンドが俺を救ってくれた。

それがあの日はあびくんの声だった。


ナイトウォーリーはぐちゃぐちゃだった。

あびくんの歌は乱れてた。

僕も同じだよ
と言わんばかりに
速度が増していた。

最後の曲であびくん何度も俺に笑いかけながら歌ってたいた。

ちょっとだけ自分が馬鹿らしくなった。


不安な気持ちを隠しながら
ウーララのマスターにバドワイザーを頼んだ。

ベランパレードのライブが終わってこっそり飲んでいたけども。
手が震えたまんまだった。

いまでもわからない。
どうしてあんな気持ちになったのか。
ほんとにわからない。

それでも君は救われたっていうからさ。

俺はやらなきゃ、しっかりしなきゃって思った。


ほんとうにながれものたちの夜に感謝をした。

俺は色んなものを壊したくないのにそれでも壊してるみたいだった。

むやみやたらに誰かを傷付けるライブだったんじゃないかなって

そんなことを思ってしまった。 


それでも
それでも

ちゃんと俺を見てくれてる人がいる。


俺がうずくまりながらベランパレードをきいてるときに
ライブ中にも関わらずに
お客さんが
俺たちの物販を手に持って
おれに
これがほしい
とジェスチャーして
無言でお金を渡してきた。

ベランのライブがおわったあとに

さっきはありがとうございました
といったら

大阪なんだけどずっと気になってたの。
とてもかっこよかった。

といってくれた。

おれはまた救われた。

どっちがどっちのためなんかそんなことはないんだろうけども

おれほんとにしっかりしなきゃと思った。


あびくんは優しく笑いながら

ビール飲んでるの?

と話しかけてきた。

おれは
いや、ビールじゃないよ

と嘘をついて

そっかぁ。じゃあ僕はなにのもうかなぁ〜

といいながらカクテルを頼んでいた。

そっと乾杯をした。



あの日
あびくんと俺だけ
なんともいえないものを
抱いていたのかもなぁ。

あびくんはわからないけど。



強がったりするのはほんとはあんま得意じゃないし。
ほんとにクヨクヨしてた。
昔から。

言いたいことははっきりと言える方じゃないし。


なんだんだろう。


でもバンドに突き放されてバンドに救われた夜だった。

打ち上げで
企画をした2人の女の子とはなしをした。

いとちゃんとなるみちゃんと
他愛のない話をして。


藍ちゃんはこっそり
思ってることをはなしてくれた。


2人の想いを俺は忘れずに
必ずまた強くなって。

ウーララで出逢いたい。


自分を本当に嫌いになった夜だった。


そんなこと。

だれにだってあるんだよな。

少しだけ言葉にできることを残したかったから書くことにした。


ありがとう。

2015.9.12
ウーララのながれものたちの夜で
出逢えた全ての人たちに感謝します。

俺のどうしようもない夜のことを聴いてくれたあなたにも感謝する。



みんながんばって生きてくれ。

おれはがんばる。

笑われたっていい。

君のためならおれは笑われたっていい。



またあの夜に出逢えたあなたたちに
もう一度夜がくるならば
また俺たちをみてほしい。


北海道札幌のTHE安全ピンでした。


ロックンロールが鳴ってるかぎり
エレキギターが鳴ってかぎり


俺は負けない。


キミはフツーなんかじゃない。


大丈夫。


君は君で俺は俺だ。

また会おう。



2015年9月12日土曜日

メリケンの夜

 おはよう。

いまは神戸のR2ホステルというところにいる。

ホテルってかんじじゃなくて
なんか下宿みたいな。

外人さんが仕切ってて
めっちゃフレンドリーだ。


昨日は神戸メリケンパークでうたいました。
福岡の女の子がいてびっくりしたこら。

名前まちがってごめんよ。

でも狸小路で福岡のはなしをしたのめっちゃ覚えてる。

四次元というライブハウスがあるとあの時おしえてくれたやね。

路上でビール買ってきわすれて。
ビールのみたいなぁったいったら
四次元ちゃんが袋からビールだしてきてめっちゃ笑った。

めっちゃ四次元じゃん。

どっからでてきたんだ。

あの一本の缶ビールがめちゃくちゃ美味しかった。
ありがとう。

ぽつんと佇んでいた君はとてもメリケンパークに溶けていた。

四人くらいきてくれてほんとうにうれしかった。

でもなんか緊張してボロッボロだったけど
ごめんよ、、、


さぁ10:00にはチェックアウトだ。

元町サンセット通りにいってみることにしよう。

夜は京都でライブだ。

最高に楽しみ。

神戸の朝は静かで
太陽がニッコリしてる。


地震があったみたいだけど大丈夫かな。
雨の影響もやばくて
きっとまだ見つからない人もいるんだろうな。

なるべく多くの人が見つかるといいです。


いろんなことがあって
ほんとうにおれは無力だと
実感させられる毎日で

電車の中の人たちは
なにを考えてるんだろう
なんてばかりおもってる

そんな毎日だ。


俺はほんとに君を救えるだろうか。


答えは今夜

京都ウーララ。
ながれものたちの夜だ。















2015年9月9日水曜日

神戸メリケンパーク

明後日の金曜日
2015.9.11

こっそりメリケンパークで路上することにしたやっぱり。

雨がたくさん降ってたらやめる。

小雨ならやるかな。

雨天決行。

21:00にしよう。

誰も来なくたって構わないや。

こっそり神戸に歌ってあげよう。

2015年9月8日火曜日

「どうした9月。寂しそうにすんな」

札幌はすっかり秋だ。

今朝は半袖にジャージを着て外に出たけど自転車のハンドルを握る手は冷たくなっていくのが分かった。

秋はどうしてこんなに淋しい気持ちがするんだろうねぇ。

きっとほとんどの人もそんな感じだよね。

遠くなっていた景色が見える。

君と歩いたあの道の匂いがする。

9月12日
THE安全ピンは京都ウーララでライブをする。

ずっとずっとこの日を待っていた。

4月18日に突然ホームページからメールが届いた。

内容は2人の女の子が企画する京都のイベントに出てほしいというメールだった。

そんなメールは初めてだったし。
会ったこともない、ライブも見たことない。
しかも京都にきてくださいなんてそんなことは初めてだった。

俺はすぐにまくらにこういうメールが来たんだけど出たい。
って連絡して
まくらも
出よう。
みたいな感じですぐに返事がきて
そして主催の子達に
もちろんでます。
というメールをすぐに送った。


おれはしばらくメールを何度も読み返した。
繰り返し読んだ。
擦り切れるくらい読んだ。

擦り切れはしなかったけど。



本当に嬉しいメールだった。

だから2015.9.12の京都ウーララがすごい楽しみ。


対バンもなんかみんな知ってる人たちですごく不思議だなぁ。

大丈夫、俺たちは大丈夫。


ながれものたちの夜というイベントにでるんだけど。

俺たちは紛れもなく自分たちの足でそこにたどり着かなくちゃいけない。

ドキドキして胸が壊れそうだ。

なんだか秋は逃げ出したくなるなぁ。
ちょっぴりだけ。

もちろん逃げる場所なんてないのに
でもなんかこう
こっそり夜に逃げ出したくなっちゃうなぁ。

ぴったりかもな。京都。

そっちはまだ残暑だろうか。

天気がよくなると嬉しい。


なんか秋がさみしくなるのになんかこう根拠っていうか
科学的になんかないのだろうか笑


知らないよな、そんなことは。


好きだなぁ。9月は。

そっけなく過ぎていく。
誰かの感傷をよそに。
知らんぷりしてる。

心にポカンと穴を空けて
気付いたときには
雪が降って
穴は白く埋まってる。


そういえばこないだ
まくらから急にURLが
送られてきて

ひらいてみたら
RADWIMPSのセプテンバーだった。


ん?ちょっとまて。

自体がなんか主張してきた。

なんだ!?

あ、なおった。

こわ。

とりあえず地下鉄の中でみて。

なにも返事はしなかった。


いいうただったしなんか新しい奴で映像が綺麗だった。

やばくない?

ってきたけど
なんで今更なんだろうと思いながら
無視した。


いろんなものが通り過ぎていった。
おれもいろんなものを通ってきた。

冬が来たら
今でもまだあのコートを着るのだろうか。


涙が出そうだ。

2015.9.12の京都。


待っててくれよ。

涙が拭いて。

大丈夫、まだ前は見なくったっていいよ。

無理はしなさんな。

それでもおれはまっすぐお前の目を見て歌うから。

家出したい。

なんか吉江のブログ読んでたら家出したくなってきた。

吉江っていうのは
本名が
エロ・チシズム・ブルー・吉江
ってやつなんだけど
絶対ちがうな。

一個下なんだけど後半っていうか友達っていうかなんか変な奴だ。

背でかいし。



あいつ元気かな。

背が高いから嫌いなんだよなぁ。

まぁ元気そうだ。
とりあえずなんだか。

家出したい。

家出って3時間くらいの家出しかしたこない。。。

よし、21歳。
秋。空は澄み渡って
肌は寒い。

家出しよう。

探さないでくれ。

2015年9月2日水曜日

「稲穂の揺れる3丁目で僕らは確かに人間だった」

人性補欠が泊まるはずだった宿が空いてないってなって急遽まくらの家に詰め込めていま家に帰ってきた。


小樽クルーズありがとう。
久しぶりだったなクルーズは。


やっぱり今日だって全てをMCにすることはできなかった。

僕たちは紛れもなくただの人間です。
少しだけ傷がついたりしてる人間です。
市場にはとても出回ることはないけど。
傷がたくさんついた。
それでも中身を守って守り抜いた。

中身の甘い甘い。
甘酸っぱい人間です。

少なくともバンドマンはそうであってほしい。
お客さんもそうだといい。


俺たちはあくまでも普通の人間です。
ほんとうにどこにでもいるような。
たまたまライブハウスで歌っているような。



俺は優しくなんかなくて
ただ、臆病でなんにもできないだけ。
誰も傷つかないように黙ったり。
少しだけ相づちをしたり。

ずるい奴なんだ。



俺たちは人間だった。

強くなんてなれやしないんだ。

俺たちは人間だった。

優しくなりたいだけだった。

俺たちは人間だった。

そっとしてほしいときもある。

俺たちは人間だった。

涙が止まらないこともある。


札幌は雨が降ってる。



キミはどうしてバンドを見にきてるんだろうって考えることがある。
俺なんでやってんだろうってときもある。



ロックバンドは最低で最高なのよ。


小樽の夜を作ったのはシンゴだった。
これはオフレコか。

9月に人性補欠が来るから
りゅー安ピン出れないか?って


ていうか
おれはほんとにあの人のことが大好きで。

すごい先輩なわけで。
本当にかっこいいと思う。

あいつは自分の命を燃やしてまで
みんなに俺たちや人性補欠を見せたかったんだなって。


俺はメジャーデビューってどういうことなのか全然知らないし
俺たちがなぜインディーズと言われてるのかわからない。

なんでシンゴさんはメジャーで俺はメジャーじゃないのかとか全く意味がわからなくて。

いや、おれはメジャーにいるべき人間だとかそういうことではない。


まぁだれかが作ったんだろう。

あいつが言っている
変わらずに変わり続けるはどういうことなのか。


きっとシンゴみたいなメジャーリーガーはシンゴさんしかいないっておれは思う。


ただ
あいつにとって
メジャーとかインディーズとかなんてちっともどうでもいいんだろうなぁ。
どっちがクソとそういうこともなくて。



俺はずっと最初からTHE BOYS&GIRLS
を好きだった訳ではない。

高校2年生のときゼロからを聴いていた。
そのケントボーイズがまだいない音源を俺はずっと聴いていた。

正直そんなすげーバンドだとは思ってなかった。


でもあいつは人を惹きつける何かを持ってた。
確かライブを見にいったのはその高校2年生の時のはず。
現ハウアユースのヤハタトシキに誘われてはじめていったスピリチュアルラウンジではじめてボイガルをみた。

爆弾ジョニーがいたり本棚のモヨコがいたりあのめいちゃんのイベントは今だったらありえないようなメンツだったなぁ。

ボイガルをみて
うん、そんなにテクニックがやばい訳でもなく。
うん。まぁライブは真っ直ぐで最高だな、くらいにしかおもってなかった。


というか俺はすでに彼らに嫉妬をしていたのかもしれない。

それから間もなく俺はコロニーでライブをすることになる。

そこでたまたま用事があってきたシンゴとはじめて話した。

ボイガルを知っています。
僕バンドやってて今日ライブなんです。
よかったらこの音源聴いてください。

できたばっかりのダサすぎる音源をドリンクカウンターの前でわたした。

俺たちはオリジナルとブルーハーツのカバーを織り交ぜてのライブだった。

高校生のイベントで客はほぼ高校生。
対バンはおれが嫌いな感じの奴ら。
流行りの感じのコピーバンドみたいな奴らとか。

んでステージに立って未来は僕らの手の中からはじめた。

ひとりだけ。

ひとりだけフロアで踊ってる奴がいる。

未来は僕らの手の中

右手を開いて突き上げてる奴がいる。

のはまぎれもなくシンゴだった。

最後までみてたのか途中で帰ったのかは知らんけど。
おれがステージから降りた時にはもういなかった。

ドリンクカウンターはあんでぃさんで

シンゴに似てるよ、ステージも声もいいろいろ笑

っていわれた。

その時はあんでぃさんってことなんて知らずにコロニーはじめてだったから何も知らなくて。
綺麗な人だなって思ってた。


それが最初の出会い。
はじめて喋ったのはコロニーだった。

なんでこの話になったんだ。
忘れちゃた。

まぁ続きはまた今度にしようか。


おれ大嫌いで大好き。

こんなこと全然言いたくないんだけど
スピリチュアルラウンジの全然よくなくてよかったステージをみておもった。


ほんとにありがとう。
2015.9.1をくれたのはあんたで
おれは忘れない。

最高なのは俺たち人間。

僕と君の「今」だ

2015年9月1日火曜日

9月の空気で肺いっぱいにして

おはよう。

2015.9.1
いまは札幌のアパート
いつもの部屋にいる。

帰ってきてる。

起きたらもう9月だった。
それはもう9月の朝だった。

初日にしてはいい朝じゃないか。
いい天気だ。体調も万全。

9月1本目のタバコを吸う。


昨日はこっそりスピリチュアルラウンジに遊びにいった。

ベランパレードを観たかった。

ぎゅっとしてキラキラして
それしかいえないや。


今日は小樽クルーズでライブ。
久々の小樽だ。
去年の10月以来だ。

去年の10月に小樽でやったときはTHE安全ピンで3本目のライブだった。

神頼みレコードと対バンでカメレオン7もいたな。

今日はあれから何本目の夜かもう数えきれないけど愛おしい。

小樽の夜は必ず愛おしい。

風が冷たくて。クルーズは大好き。


今日小樽では人性補欠を迎えてのイベント。

シンゴが俺たちを誘ってくれた。

おれはおれのいまのありのままの姿を見せるだけだと思う。
まくらもそうだとおもう。


君にとってかけがえのないものになればそれでいいと思う。

嫌なこともあるかも。
全部は楽しめないかもしれない。

でも、悔しさも悲しさも
君はきっと抱きしめられるから。

大丈夫だから
夜を信じてきてほしい。


昨日はじめて人性補欠をみた。

とてもとても

とてもじゃないけど

イカしたパンクバンドじゃない。

悪魔で普通で
良い意味でありのままで
情けなくて
激情的で
最高にカッコよかった。


アンコールで
終わらないだった。

気づいたらおれは夜を泳いでいた。

終わらない終わらない夜を泳いでいたような気がする。


ごめん、いろいろ足がぶつかったりしたかも。


なんか女の子が
おれもう降りてるのにがんばっておれの片足を持ち上げようもしてくれてる女の子がいて

その顔がめっちゃ一生懸命で

一生懸命おれの片足をひとりで持ち上げて上にあげようとしてくれてた。

ごめんな。ありがとう。


無理させちゃって女の子に。

怪我はなかったかな。


頭をポンとたたいて
あげなくて大丈夫だよと
合図をして一緒に腕をあげて

うぉーーー!!!

ってやってた。



なんの話だこれは。



さぁ、外に出よう。

せっかくの朝だ、9月の。

散歩でもしに行こう。

顔を洗って歯を磨いて
君に会いに行こう。

自動販売機で
あたたかいやつの缶コーヒーを
かってあげる。

君にかってあげる。

2人で飲みながら歩こう。


頭の中で会いにいくんだ。


夜は小樽で待ってます。
THE安全ピンです。

僕はTHE安全ピンのあずまりゅーた。

不安でしかない。

ひとりの少年。

エレキギターを片手に
君の手を片手に

パンクロックとロックンロールは
武器なんかじゃないけど。

そして僕は歌う。
誰よりも強く優しく。


さぁ、出かけよう。
ドアを開けてお気に入りのブーツをはいて。
靴紐をキツくしばって。

知らない街に行こう。

2015年8月31日月曜日

「気を取り直して希望を抱け」

うぐぐぐぐ。

いま関西空港についた。

AM8:00の便で札幌に帰る。

まくらはAM6:00の便。

なんでやねん。

とりあえずまくらが間に合ってよかった。

岡山でやって次の日の朝6:00の便で札幌帰るってなにやってんだ、、、


まぁいいや、無事に岡山でやれて本当によかった。

梅田で路上して岡山でライブして札幌に帰るという謎のライブスケジュールだったけど本当にいけてよかった。

話したいことがたくさんあった。

企画者のショウさんと出会った日のこと。
俺たちを呼んでくれた日のこと。
君があの日泣いてた古本屋のこと。
ぼくの個人的なこととか。
まくらのはなし。
悲しいことや嫌なことが君にもあったよなっていうこと。

とにかく30分じゃ無理だ。

それでも30分に詰め込めなきゃいけない。

俺が思ってる全てのことをなるべく30分で伝えなきゃいけない。



ていうか結局何一つ言えなかったじゃ。

言ったことは9/1に人性補欠と札幌で対バンってことだけだ。

なんでやねん。


みんな気を取り直せたんだろうか。


ショウさんがなぜイベントをはじめたのかおれは全然知らないんだ。

きっとただ音楽を愛していたんだろう。
そこにはロックバンドがいて
きっとそのバンドマンに救われたんだろうななんて勝手に考えていた。


岡山のひとにおれはどう映ったんだろうといっても。

あんなバカみたいに踊ってるだけだがな。


俺をみて救われただろうか。
希望を抱けただろう。


ぎゅっと抱きしめて離さないで。

なにも言わないで、泣かないで。


岡山の人たちとまた会えたらいいな。

その日まで俺は俺を抱き。

なににも負けないよ。


ショウさんはライブハウスでのこのイベントはやめると言っていた。
たぶんといっていた。

なにがあったか知らないし
俺からわざわざ理由は聞かなかったけども。


もう俺たちを救ってくれるのは
ロックバンドだけだよ。

ショウさん。


やるだろうな、また。


あんな名残惜しい感満々でさ。


トリはショウミオリだった。

愛のある空間だった。

歌声は震えて鍵盤は力強く鳴っていた。


お互いなにも知らない俺たちだけども。

きっと似たようなものに導かれる。


誰かが呼べば俺はどこへでもいく。

バカかもだけど俺はそうしていたいんだ。





いま絶望の淵に立っている君に
俺は歌ってあげたい。


2015.8.30@岡山モグラ
ありがとう。

2015.8.29
大阪梅田での路上
ありがとう。


かけがえのないものになりました。





さぁ、明日は小樽クルーズだ。


もう俺に色々考えさせるのはやめてくれ。
そもそも要領が悪いんよおれは。


エレキギターを1発。

ドラムが1発。

それだけで踊る。泣く。笑う。

だけだよな。

小樽で会おう。